レジェンドレスラーのAJスタイルズが、WWEで10年間活躍しながらも「自分はWWEの人間ではないと感じる時がある」と語りました。自身のレガシーを考えると、自らのレスラー像を築き上げたTNA時代のほうがWWEでの実績より大きいと受け止めています。
AJは、クリス・ヴァン・ブリエットのインタビュー番組「Insight」で「自分が将来どのようなレスラーとして記憶されるのかを頻繁に考えている」と明かしました。WWEでは多くの実績を残したものの、団体を代表する歴代スターの一人として扱われている感覚はないといいます。
俺は本当にWWEの人間だったのか? 確かにWWEにいたし、そこで試合をした。10年間で素晴らしいことをたくさん成し遂げた。それはすごいことだと思うよ。
でも、WWE史上最高のスターを扱うような場面で、AJスタイルズの名前はほとんど出てこない。理解はできる。俺はTNAにもいたし、新日本にもいた。必ずしもWWEの人間ではないのかもしれないね。
その一方で、AJはTNAでのキャリアが自身を象徴するものとして残ることを受け入れています。WWEでの試合や対戦相手を低く評価しているのではなく、TNAに在籍した時期と団体の評価を築いた過程が特別だったと説明しました。
WWEでのレガシーがTNAほど大きいかはわからない。試合がよくなかったからでも、一緒に仕事をした選手たちが素晴らしくなかったからでもない。俺がTNAにいた時期が、それだけ特別だったからだ。
TNAと新日本で完成したAJスタイルズ
AJによれば、自分らしいレスラー像を見つけたのはTNA在籍末期でした。そこで生まれた攻撃的なキャラクターを新日本プロレスで発展させ、両方の要素を組み合わせた状態でWWEへ加入したと振り返っています。
また、AJは「もっと早い時期にWWEへ入団していたら、同じようや成功にはたどり着けなかった」とも考えています。
TNAと深く結びついたキャリア
AJがTNAを自身のレガシーの中心に置くのは、WWEでの実績が足りなかったからではありません。TNAで自分のスタイルを発見し、新日本で完成度を高めてからWWEへ到達したため、AJスタイルズという選手が生まれた場所としてTNAを切り話すことは困難です。
WWEでの功績に自信を持ちながら、団体の歴史では「自分は外側の存在だ」と感じる……。今回の発言には、その二つが同時に表れています。
(情報源: Insight with Chris Van Vliet / WrestlingNews.co)
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