WWEがワーナー系列メディアとの提携を発表。ワーナーのビジネスパートナーであるAEWへの影響は?

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WWEとBleacher Report(B/R)が複数年のグローバルコンテンツ提携を発表しました。ワーナー・ブラザース・ディスカバリー(WBD)傘下のB/RとWWEが組むことでAEWへの影響も注目されましたが、WBDは「既存のAEWとの関係を置き換えるものではない」としています。

今回の契約で、B/RはRAW、SmackDown、NXT、レッスルマニアを含むPLEなど、WWE番組のグローバルなハイライト権を取得します。Bleacher Report、House of Highlights、B/R Wrestlingなどで映像を配信するほか、一部のPLEでは現地から独自コンテンツや舞台裏の映像も制作する予定です。

ここで整理しておきたいのが、Bleacher ReportとWBDの関係です。B/RはNFL、MLB、NHL、NBAなど複数のスポーツ組織とも関係を持つ幅広いスポーツメディア。WBDのスポーツ部門であるTNT Sportsに属し、WBDブランドの一部です。

WBDは、AEWにとって最大のビジネスパートナー。傘下のテレビ局TBSでDynamite、TNTでCollisionを放送しており、配信プラットフォームHBO MAXでは両番組の配信も行われています。

WBDはWWEとの提携とAEWとの契約を別物と位置づける

レスリング・オブザーバーがWBDに今回の提携とAEWへの影響を問い合わせたところ、広報担当者は、「WBDとAEWの関係はアメリカが中心なのに対し、WWEとのB/R契約はグローバルな取り組みだ」と回答しました。

一方がもう一方に取って代わったり、その関係を弱めたりするものではない。

WBD側は、競合するスポーツや組織を同時に扱うこと自体は珍しくなく、WWEを加える目的もAEWに割いていた注目を移すことではなく、プロレスファン向けのコンテンツを広げることだとしています。

また、今回の契約にはWWEとAEWへ一定数ずつ投稿やプロモーションを割り当てるような決まりもありません。B/Rは、ファンの関心が集まるニュース、選手、出来事に応じて扱う内容を決める方針です。

AEWにとって大きな問題は2027年以降のテレビ契約

レスリング・オブザーバーによれば、AEWとWBDの現在のテレビ放映権を含むメディア契約は2027年末までで、WBD側が2028年まで延長できるオプションを持っています。今回のB/RとWWEの提携がどう影響するかは分かりませんが、パラマウントによるWBD買収に向けた動きも進んでおり、AEWとの契約を2028年以降どう扱うのかは不透明なところがあります。

(情報源: WWE / Warner Bros. Discovery / Paramount / Wrestling Observer)

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