AJスタイルズがプロレス界のトップスターの1人であることは誰もが認める事実でしょう。ルックスよし、試合よし、パーソナリティよし。すべてのプロレスファンを魅了するフェノメナールは、2019年にWWEと複数年契約を結び、残留することを決断しました。
2019年のプロレス界といえば、新団体AEWの設立が大きなトピックスでした。The Eliteが中心となって設立された新団体の誕生は、ファンだけではなく、レスラーにとっても魅力的でした。
AJがWWE残留を決断したのは3月のことです。当時、AJと親しいカール・アンダーソン & ルーク・ギャローズの2人もWWEとの残留交渉を行っていましたが、「9月の契約切れと同時に退団するだろう」という見方が一般的でした。2人のWWE残留にはAJの説得も影響しており、2019年の夏頃に2人の番組出演が増えたのはAJの影響力によるところも多かったとされています。
しかし、AJがAEWに移籍する可能性もゼロではなかったのだそうです。残留を決断する前にAEWのヤング・バックスと会い、話し合いをしていたとTwitchの生配信で明かしました。
これはビジネスだ。いろんなことが話題になる。あれもその1つだよ。バックスは俺の友達だ。お金のことには触れなかったけど、話をする機会はあったよ。俺の契約切れが近かったし。そんなものさ。ビジネスだからね。
もしAJがAEWに入団していたら?ヤング・バックスのマット・ジャクソンは、AJとギャローズ & アンダーソン、つまりThe ClubがAEW・Dynamiteの初回放送に乱入し、Bullet Clubの元メンバーたちと再会するというプランがあったことを明かしています。
業界全体を巻き込むような大きな出来事があると、それに付随した色んな話が出てきて面白いですね。
(参考: Fightful)