タレント・スカウト部門のトップを務めていたウィリアム・リーガル卿。NXTでGMとして活躍する姿も記憶に新しい彼ですが、年始早々リストラにあい、解雇されてしまいました。
【WWE】ウィリアム・リーガルらNXTの重要人物たちが解雇される
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昨日、WWEは、タレント・スカウト部門のトップやNXTのGMとしておなじみの名レスラー、ウィリアム・リーガル卿を解雇しました。それに続いて、今日はサモア・ジョーが解雇されています。...
この一件は、団体に大きな影響を与えたようです。
PWInsiderによれば、団体内の「普段は他者のことで感情を揺さぶられない人」でさえ、リーガル卿の解雇には衝撃を受け、気が動転してしまっているとのこと。本社のスタッフたちも困惑し、悲しみ、判断への不満を感じていたそうです。
また、リーガルのような功労者でさえ解雇されてしまうのなら、自分たちがこの団体で長期的なキャリアを歩んでいく望みはあるのか?という不安をスタッフや選手たちに与えることにもなってしまっているとのこと。以前、ブレイ・ワイアットが解雇された時も同じような考えを持つベテラン選手たちがいたと報じられています。
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2020年にニック・カーンが社長に就任してから、団体は少しでも赤字を出さないことに執念を見せるようになったとされています。2021年は選手のみならずスタッフたちまで大量解雇の対象になりました。「明日は我が身」。みんながのびのびと働ける環境ではないように思えてなりません。
また、HHHのことも心配になってしまいます。この1週間で解雇されたスタッフの中には、HHH時代のNXTを支えた重要人物たちが多く含まれていました。PWInsiderのマイク・ジョンソンは、「昨日の出来事を見て、HHHが団体内で大きな力を失ったと思わないわけにはいかない」と指摘しています。彼は権力闘争に巻き込まれており、AEWとのウェンズデー・ナイト・ウォーズにNXTが敗れたことで、彼を嫌う人たち、彼に取って代わろうとする人たちが動きやすい状況になったとされています。
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