テレビ番組の視聴率だけでなく、会場に足を運ぶファンの減少にも苦しんでいるAEW。
PPVは毎回のように大盛況で、先日開催されたFull Gearも1万枚を超えるチケットが売れました。しかし、毎週放送しているDynamiteやCollisionは思うようにチケットが売れません。
そんな中、トニー・カーン社長はFull Gear終了後の記者会見で今後ショーを開催する会場について、これまでよりもキャパシティの少ない会場を選ぶ方針を明かしました。その中には、ROHなど多くのインディ団体が活用してきたニューヨークのハマースタイン・ボールルームも含まれます。
WWE殿堂入りレスラーのブリー・レイは、AEWの会場規模縮小方針についてBusted Open Radioで持論を語り、その決断を評価しました。
小規模会場への移行は実際に賢明な判断だと思うよ。
プロレス界の始まりから今日に至るまで、成功を収めた全ての団体が、時には低迷期を経験している。成功のピークがあれば、その反動で谷間の時期も訪れるのさ。
アリーナから小規模会場への移行は、WWEやWCWはもちろん、日本の団体だって経験してきたことだ。急成長して大きくなった団体なら必ず経験する。なぜなら、そのような熱狂は永遠には続かないからね。
(Wrestling Inc)
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