WWE殿堂入りレスラーのブレット・ハートは、現役時代から元WWE最高責任者ビンス・マクマホンとの関係が良好ではありませんでした。引退した今も、ビンス批判を公言することは珍しくありません。
「偉大だったが、腐敗した思考も広げた」「ビンス・マクマホンをぶん殴ったのは人生で一番いいこと」などといったビンス批判を繰り広げてきたブレット。最近出演したPodcast番組では、ビンスが大金を手にしたことによって堕落していったことや、晩期のクリエイティブへの批判、そして性的虐待訴訟を起こされていることについて徹底的に批判しました。
ビンスは完全に燃え尽きてたんだ
番組内で「ビンスがプロレス界へ復帰すると思うか?」と質問されたブレットは、
戻るとしたら、何か別の団体を買うしかないだろう。金は腐るほど持ってるし、ハルク・ホーガンと一緒に団体を立ち上げるって噂も聞いたが、あのコンビに期待はできない。
とコメントさらに、現役WWEスーパースターから聞いた話として、WWE晩期のビンスが現場でいかに面倒な存在担っていたかを語りました。
どうやら最後の方はビンスが障害になってたらしい。何にでも不満を持って、番組の途中でアイデアを潰したり、まるで独裁者だったと。
彼がいなくなってからは現場が静かになって、みんなの士気も上がったらしい。完全に燃え尽きてたんだと思う。
性加害疑惑に「恥を知れ」
2024年、ビンスは元WWE女性従業員から性的虐待訴訟を起こされ、WWEから完全に手を引きました。現在に至るまで表立った活動はできていません。
こうした疑惑に対し、ブレットは厳しく批判しています。
全員恥を知れ。あれは最低だ。ビンスとは良い時も悪い時もあったけど、今回の件は許されることじゃない。彼は捕食者になってしまった。
彼は、プロレスという舞台を、自分の邪悪な欲望を満たすために使っていた。「金を持ちすぎると人は悪人になる」という言葉を体現した例だと思うよ。


(Fightful)
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