TNAが新テレビ契約を締結。WWEとのパートナーシップも継続へ「今度は我々が恩返しをする番だ」

以前から新たなテレビ放送契約を模索していることが報じられていたTNAから重大発表がありました。

今日、TNAはアメリカのケーブルテレビ局AMCと複数年のメディア権利契約を締結したことを発表しました。ウィークリー番組Impactは毎週木曜日に放送され、AMCでの初回放送は現地2026年1月15日の生放送でスタートします。

視聴可能世帯数は、これまでの放送局だったAXS TVと比べ倍。TNAにとって大きなメリットのある契約です。また、一部では、Impactの放送日がAEW・Dynamiteと対抗して水曜日になることも噂されていましたが、これは実現しませんでした。

TNA社長のカルロス・シルバは、プレスリリースで「激しいライバル関係と、TNAスターを愛するファンベースと共に、TNAはかつてないほどの熱気を帯びて2026年に突入するんだ」とコメント。また名物番組Busted Open Radioに出演した際に、WWE・NXTとの提携を継続することを明言しました。

今回の契約を勝ち取る上で、WWErとの提携は大きな要素になった。今度は我々が少し恩返しをして、彼らのスーパースターたちに大きなプラットフォームを提供できる番でもある。だから、間違いなく続くよ。ストーリーラインも、我々が共に取り組んでいることも、2026年に向けてさらに成長していくだろうね。

かつてWWEのライバルだったTNAは、WWEとの提携によって勢いをつけ、新テレビ契約を締結する存在となりました。プロレス界の力関係の変化はとても興味深いですね。今後はAEWとの比較も増えていくでしょうし、プロレス界全体にとっていい契約になることを願うばかりです。