新日本プロレスが2027年1月4日に開催する東京ドーム大会レッスルキングダム21について、レスリング・オブザーバーのデイブ・メルツァーがAEW勢と新日本勢の勝敗を予想しました。辻陽太がケニー・オメガに敗れてIWGPヘビー級王座を失う展開にも、興行面で大きな利点があると分析しています。
レッスルキングダム21の主要カードにはAEWからの出場選手が目立っています。辻陽太対ケニーのIWGPヘビー級王座戦、ゲイブ・キッド対上村優也のIWGP GLOBALヘビー級王座戦が組まれたほか、鷹木信悟対ジョン・モクスリー、大岩陵平対MJF、ウィル・オスプレイ対カラム・ニューマン…。注目度の高いカードばかりです。
また、IWGPジュニアタッグ王座は、石森太二&ロビー・エックス、ロビー・イーグルス&藤田晃生、ミスティコ&未発表選手による3WAY王座決定戦です。ミスティコはエル・デスペラードの欠場を受けて王座を返上しており、新たなパートナーを迎えて奪還を目指します。ミスティコはCMLLとAEWの二団体に所属しており、タッグパートナーがAEW関連選手になる可能性もゼロではありません。
レスリング・オブザーバーのデイブ・メルツァーは、両団体の提携関係を良好に保つには、それぞれ3勝ずつに分けるのが妥当だと分析しました。新日本側の白星として予想しているのは、上村がゲイブを破ってIWGP GLOBALヘビー級王座を獲得する展開と、ミスティコ組がジュニアタッグ王座決定戦で勝利を逃す展開で、いずれも実現する可能性が高いと見ています。
試合当日、新日本の親会社であるテレビ朝日は23時15分から地上波特番の放送を予定しており、IWGPヘビー級王座戦の辻対ケニーは番組の軸になるはずです。メルツァーは、世界的な知名度を誇るケニーを辻が倒せば、日本を代表するトップ選手としての地位を強められるだろう、と指摘しています。
一方で、ケニーが勝っても新日本に利点があるとメルツァーは考えています。知名度の高いケニーが王者となれば2027年前半の興行に追い風となり、辻が年内に王座奪還を目指す展開も大きな関心を集められるかもしれません。
その他の試合では、大岩とMJFの試合はスペシャルシングルマッチとして行われますが、MJFは自身が本物だと主張するAEW世界王座を懸ける意向を示しています。メルツァーは、その立場からMJFが勝利する可能性が高いと予想しました。オスプレイについても、東京ドーム大会の時点でAEW世界王者であり続けるなら、アメリカでの王者としての立場を考えると、ニューマンに負けることは難しいと分析しています。
鷹木対モクスリーについては、モクスリーは興行上の意義があれば相手に勝利を譲る選手だとした上で、「どちらが勝っても不思議ではない」とメルツァーは指摘しています。また、この試合の結果が辻対ケニーの結末を左右する可能性もあるとメルツァーは考えているようです。
その他の参戦候補者たち
アダム・コープランドとメルセデス・モネには、今後出場が発表される可能性があります。両者とも東京ドームで試合をしたいという希望を公にしており、もし出場が実現すれば大きな話題になるでしょう。
モネは、2025年1月5日のWrestle Dynastyで白川未奈と対戦し、東京ドームでの試合を経験しています。一方で、コープランドは東京ドームでの試合経験がなく、2027年の引退を表明していることから、試合が実現するならこのタイミングしかありません。ただし、メルツァーは両者が今回出場するなら11月3日のPOWER STRUGGLEで発表されていたはずだと指摘しています。
(情報源: Wrestling Observer / Wrestling Inc.)







