現地時間2月19日に放送されたDynamiteの裏話をレスリング・オブザーバーが紹介しています。
オブザーバーによれば、第1試合のAEWタッグ王座への挑戦権を賭けたバトルロイヤル・マッチは社長のトニー・カーンがシナリオを書いたそうです。ここ最近、彼は番組に対して以前よりも実地的なアプローチを取っていると報じられています。
カーンはAEW旗揚げまではプロレスの業界人ではありませんでした。そのため、彼はBJホイットマー(コーチ)とQTマーシャル(アソシエイト・プロデューサー)を補佐に付け、ヤング・バックスの協力も得つつ試合を作ったそうです。
彼の他に、Codyとケニー・オメガが自分自身の試合を、クリス・ジェリコとディーン・マレンコ(シニア・プロデューサー)がジェリコとジョン・モクスリーのセグメントをプロデュースしたとのこと。また、ケニーはクリス・スタットランダー VS シャナの試合も担当したそうです。
カーンとマレンコを除けば、現役世代が頑張っているという印象を受けます。「現役の一流レスラーが作る番組」という点はWWEとの明確な相違点ですね。カーンが本格的にプロデュース業に着手することになるのであれば、1年ちょっと前まで「ただの金持ちプヲタ青年」だった男がどんな試合を作っていくのか、ちょっと楽しみです。
(Wrestling Observer, WrestleZone)
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