2025年、勢いに乗っていたカリオン・クロスはWWEとの契約を満了し、そのまま退団しました。一時は「退団そのものがWWEの仕掛けだ」とも噂され、復帰して活躍を続けることが予想されていたにもかかわらず、現時点で復帰は実現していません。
退団後、彼は「今もWWEが俺のホームだと思っている」と語る一方で、WWEとの再契約の交渉に不満があったことを明かしています。契約満了ギリギリのタイミングで提示された金額に納得できなかったクロスは、「なぜこの評価額なのかを教えてほしい」と説明を求めたものの、WWEはそれを拒否した上で「24時間以内に同意しなければオファーを撤回する」という強硬手段に出たのです。
レッスルマニア41以降の勢いは、クロス本人にとってもファンにとっても予想しない形で終わってしまいました。最新のインタビューで、彼はこの契約交渉においてHHHと直接会話することができなかったと明かし、それに強い不満を覚えたことを振り返りました。
交渉にあたって、HHHと直接話すことになると思っていたんだ。5年間、断続的とはいえ彼の下で働いてきたのに、誰かを間に立てて彼に無礼な態度を取りたくなかったんだよ。俺たちは常に信頼関係を築いていたからね。「俺の代理人と話してくれ」なんて言ったら、彼から見て不自然だし、軽視しているように思われると考えたんだ。
退団後も、HHHとは話をしていない。不満だったよ。確かに不満だったけど、自分には思いもよらないような奇妙な事情が起きているんだと自分に言い聞かせているんだ。おそらく彼はもう、退団した選手と直接話せる立場にないんだろう。
俺だけの特殊なケースじゃないはずだ。彼を非難するつもりは全くないよ。彼の役職の性質を本当に理解している奴はいないと思うんだ。誰もが彼はボスであって、何の制約もないと思っている。
でも、彼の上には報告すべき組織のヒエラルキーが存在しているし、退団後のタレントとは接触するなと指示されている可能性だってある。かもしれないね。すべては「かもしれない」の話だが、それでも俺は不満だった。すごく、すごく不満だったよ。
2026年、親会社TKOはWWEに対して大幅なコストカットを要求し、WWEは4月に20名以上の選手を解雇しました。今や、WWEと選手たちの契約におけるTKOの存在感は非常に強く、クロスの再契約交渉が一方的な内容となったのは、TKO体制における契約交渉の変化を象徴しているのかもしれません。
また、クロスは「今のHHHは、クリエイティブの全権を握っていない」と考えていることも明かしています。TKO体制において、HHHは厳しい立場での仕事を強いられているのかもしれません。

(WrestlingNews.co)
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