WWEを世界規模の団体へと成長させたビンス・マクマホン。彼のプロレス哲学において、タッグチームはシングルプレイヤーとして活躍するスターたちと比べると一枚落ちる存在でした。
WWE殿堂入りレスラーで、レジェンドタッグチーム「ダッドリー・ボーイズ」の一員として活躍したババ・レイ・ダッドリー(ブリー・レイ)は、名物番組Busted Open Radioでビンスのタッグプロレス観について言及。ビンスから与えられたチャンスには感謝しつつも、ビンスがタッグプロレスをまったく好んでいなかったことを指摘しています。
ビンス・マクマホンが俺とディーボンにやらせてくれたことには本当に感謝しているよ。俺たちはWWEで生み出されたわけじゃないが、それでも彼は俺たちに羽を伸ばさせ、できる限り速く、激しく突き進むことを許してくれた。
ビンスにとって、俺たちの勢いを削いで、ハーディーズやエッジ&クリスチャンの引き立て役として使うことなんて簡単だったはずだ。でも彼はそうしなかった。
まあロード・ウォリアーズにはそうしたけどな。彼らに一瞬か二瞬の輝きは与えたが、彼らが俺たちの知っているあのロード・ウォリアーズになることはなかったんだ。
ビンスが特定のタッグチームを重用しなかった理由について、ババ・レイは「金銭的な理由」を指摘しています。
彼にとって、タッグプロレスというのは「払う必要のない追加経費」だったんだ。ビンスはそもそもタッグチームに金を払うのが好きじゃなかったのさ。
ビンス・マクマホンがタッグプロレスを愛したことは一度もない。だって、常に余分に2人分の給料を払い、巡業で2人分の心配をし、2部屋分のホテル代と2人分の航空券代を払わなきゃならないからな。
ババ・レイは、現在のプロレス界のブッカーたちもビンスの戦略に追随していると感じているようで、タッグプロレスは正当に評価されるべきだと主張しています。彼らのように、タッグプロレスに命をかけたレスラーたちがそうした主張をするのも当然です。
(Wrestling Inc)
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