トミー・ドリーマーが、現地7月15日のDynamite後に「AEWは非常に熱い状態にある」と評価しました。試合後の展開とプロモが別々の物語を結び、観客の大きな反応と次週を見たくなる構成を生んだと分析しています。
この日のオープニングでは、アダム・コープランド&クリスチャン・ケイジがダニエル・ガルシア&ウィーラー・ユウタを破り、AEW世界タッグ王座を防衛しました。試合後にはクラウディオ・カスタニョーリとThe Dogsが王者組を襲撃し、Bang Bang Gangが救出に入っています。
コープランド&クリスチャンとジェイがリング上に集まると、観客からは彼らの協力を願うチャントが上がりました。しかし、結論は出されないまま次週以降へ持ち越されました。
Podcast番組「Busted Open After Dark」で大会を振り返ったドリーマーは、試合後の展開とプロモに多くの時間を使ったことが、通常のAEW番組とは異なる魅力を生んだと語りました。
試合後の展開がたくさんあり、プロモもたくさんあった。はっきり言うけど、今のAEWはものすごく熱い状態にあると感じているよ。
熱いと感じる理由は、観客の声を聞けば分かる。レスラーの中には、登場すると本当に大きな反応を受ける人がいる。それはスーパスターの証だよ。まあ、「スーパースター」はWWEの用語だかららあんまり言いたくないけどさ。でも、AEWの観客はレスラーたちを本当に愛している。さらに上の段階にいる人たちが登場すると、「あれは俺たちのレスラーだ」と思わせるんだ。
言葉に頼らず次週へつなげた物語
ドリーマーは、王座戦後にコープランド、クリスチャン、Bang Bang Gangの関係を描いた場面を高く評価しました。マイクで状況を説明するのではなく、選手の表情や距離感、観客のチャントで物語を伝えたと見ています。
俺たちは全員が一緒になるところを見たがっている。そして、クリスチャンはあの男を信用していない。もっとも、俺たちの誰もクリスチャンを信用したくないんだけどね。
両陣営の関係にその場で答えを出さなかったことも、正しい判断だったとしています。混乱を残すことで、視聴者が次の展開を待つ状態を作れたとの考えです。
また、ドリーマーは、この日の各場面が単独のバックステージ映像や乱入ではなく、続きが必要な一つの作品として感じられたと説明しました。
その上で、AEWが発展の過程で経験してきた問題の多くを乗り越えたと評価しました。完璧な番組ではないとしながらも、今回は通常とは異なる理由で強く引きつけられたと振り返っています。
成長痛は全部なくなったと感じる。もちろん、これからも多少はあるだろうけどね。完璧な番組なんて存在しないからさ。
でも今夜のDynamiteは、普段のAEWとはまったく違う理由で、本当に興味深かった。
試合以外の時間が次週を見る理由を生んだ
注目したいのは、ドリーマーがAEWの試合内容ではなく、試合と試合の間に置かれた物語を高く評価した点です。
好試合を並べるだけでは、その日の満足感で視聴が完結する場合もあります。今回はあえて答えを残し、複数の抗争をつなげたことで、次週を見る理由が生まれました。AEWの強みであるリング上の質を損なわず、連続ドラマとしての魅力を加えられるかが、今後の勢いを左右すると見ています。
(情報源: Busted Open After Dark / AEW / WrestlingNews.co)
あわせて読みたい








