WWE殿堂入りレスラーのブリー・レイが、WWEはLAナイトを本格的に後押しすべきだと訴えました。SummerSlamでセス・ロリンズが世界ヘビー級王座を獲得した場合、最初の挑戦者にナイトを据えることで、かつてのダニエル・ブライアンのように会場の支持を大きなストーリーへ変えられると考えています。
セス・ロリンズの最初の挑戦者にLAナイト?
Podcast番組「Busted Open Radio」に出演したレイは、共同ホストのデイブ・ラグレカと共に「SummerSlamでセス・ロリンズがローマン・レインズを破り、世界ヘビー級王座を獲得する」という仮定について議論しました。レイは、現在のストーリーを考えればセスが勝つ必要があると主張しています。
ラグレカは、セスが王者になった後の展開は自然に決まると考えています。ただし、ナイトを最初の挑戦者にすれば、WWEが想定する以上に観客の支持がナイトへ集中すると予想しました。レイもこの意見に同意。最近のナイトの登場場面を踏まえると、WWEがすでに世界王座戦線入りへの土台を作っている可能性もあると見ているようです。
王者のセス・ロリンズを使ってLAナイトを押し上げたとしても、俺は驚かない。LAナイトが成功する可能性が最も高いのは、セス・ロリンズを追いかける立場だと思う。
セス・ロリンズをリングへ出して、こう言わせればいい。「俺は戦う王者になる。この王座の初代王者は俺だ。俺は働き続け、この王座を作り上げた。俺は革命家だ」。内容は何でもいい。 そして、「最初に挑戦したいやつは誰でも受けてやる」と言う。そこでLAナイトの入場曲だ。会場はマジで狂ったように沸くぞ。
「ダニエル・ブライアン現象」
ブリー・レイは、この状況を「ダニエル・ブライアン現象」と表現しました。ファンが望むほど選手の扱いが上がらないことで、観客がさらに大きな声援を送るようになる現象です。
ダニエル・ブライアン現象ってやつだな。LAナイトにも、それが起きようとしているのかもしれない。
ラグレカも、約10年前にブライアンを支持した観客と同じように、現在のファンが従来の顔ぶれや展開に限界を感じていると主張しました。
ブリー・レイが指摘したLAナイト側の問題
ただし、レイは「WWE: “壮大なるドラマ”の裏側」でHHHがナイトを厳しく注意する様子が公開されたことにも触れ、「ナイトの現状には、彼自身の問題もある」と指摘。重要な場面でセリフや動きに小さな失敗が起きることが、WWE側の「本当にナイトをプッシュすべきなのだろうか?」という不安につながっているのではないかと持論を語りました。
WWEが慎重になっているのは、LAナイトが表へ出ると、いつも何かが起きるからだと思う。セリフを噛んだり、ロープにつまずいたり、とにかく最悪のタイミングで何かが起きて、「またか」と思わせてしまう。
でも、スティーブ・オースチンだって、器用な選手ではなかったよね。それでも支持された。ナイトのことも後押しして、3カ月間ストーリーを続けてほしい。
試すべきなのは王座戴冠ではなく継続的な物語
レイの提案で興味深いのは、ナイトをすぐ王者にするのではなく、まずセスを追う挑戦者に置いている点です。ナイトの最大の武器は観客の反応であり、追う立場であれば、その声援を毎週のストーリーを動かす力として使えます。
一方で、「ダニエル・ブライアン現象」という比較だけで同じ成功が保証されるわけではありません。今後も継続して中心的な役割を与え、それでも反応が維持されるかどうかが判断材料になるでしょう。レイが求めているのも、人気を理由にした即時戴冠ではなく、WWEが結論を出せるだけの機会をナイトへ与えることだと考えられます。
(情報源: Busted Open / WrestlingNews.co)
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