元WWEスーパースターで、現在は俳優として活躍するバティスタが、現役復帰の可能性を完全に否定しました。レッスルマニア35でHHHと戦った最後の試合を「物語のような結末」と呼び、生活が苦しくなってもプロレスには戻らないと断言。一度きりの復帰戦も考えていません。
生活のために始めたプロレス
バティスタはW.O.L.F. GYMSのインタビューで、プロレスラーを目指した理由を問われました。華やかな夢から始まったわけではなく、当時は2人の子どもを養うため、どうしても収入が必要だったと振り返っています。
俺は、金を稼ぎたくてプロレスを始めた。死ぬほど追い詰められていたんだ。貧乏で、子どもが2人いて、手元には1セントもなかった。
でも、しばらくすると、俺はプロレスに取りつかれた。心から大好きになって、ただでも試合をしていただろう。プロレスで十分な収入を得られたことは、ある意味では副産物だったんだ。
成功後にWWEを離れた際にも、安定した収入を手放す怖さがあった……とバティスタは語っています。それでも、当時のWWEが自分には合わない方向へ進んでいると感じ、退団を決断しました。
毎週WWEから小切手が入ってくるのはありがたかったけど、団体が自分には合わない方向へ進んでいたから退団したんだよ。幸運なことに、その決断はうまくいった。
引退を絶対に覆さない理由
バティスタは、プロレスラーが何度も引退と復帰を繰り返すことにも言及しました。自身についても復帰を予想する声があったものの、理想的な形でキャリアを終えられた以上、その結末を壊すつもりはないと強調しています。
俺は、絵に描いたような最高の結末を迎えた。そこにクソをぶっかけるような真似はしないよ。それを汚すくらいなら肉体労働で稼ぐさ。
また一文無しになったとしても、貧乏がどんなものかは知っている。貧乏は嫌いだけど、どういう生活なのかはわかっている。プロレスへ戻るくらいなら、俺はまた一文無しになって貧しくなる道を選ぶよ。
二度と試合はしない。自分が望んだ形で、最後に戦いたかった相手と終えた。あれ以上のものには二度とならない。だから、あの結末を汚すつもりはない。
バティスタの最後の試合は、2019年のレッスルマニア35で行われたHHHとのノー・ホールズ・バード戦でした。両者はEvolutionのメンバーとして活動した過去を持ち、HHHはバティスタのWWEでの躍進にも深く関わりました。
バティスタの発言が持つ意味
今回の発言は、年齢や身体の状態を理由に復帰を否定したものではありません。バティスタにとって、HHHとの試合は単なる最後の出場ではなく、自ら選び取ったキャリアの結末です。
復帰によって得られる収入よりも、その物語を守ることを優先すると言い切った以上、一度きりの試合を含めて現役復帰の余地はないのでしょう。これは、同じく俳優として活躍するジョン・シナにも共通する考え方です。
(情報源: W.O.L.F. GYMS / F4WONLINE)
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