カート・アングルが、レッスルマニア19で対戦したブロック・レスナーが試合中にシューティングスター・プレスに失敗した瞬間を振り返りました。首を折ったと思うほど危険な着地だったとしながら、試合を続けたレスナーがトップに立つ資格を示したと語っています。
アングルとレスナーは、WWE王座を懸けてレッスルマニア19で対戦しました。当時のアングルは首のコンディションが極めて悪く、手術を控えた状態で王者として試合に臨んでいます。一時はレスナーの対戦相手が変更されることも検討されていましたが、アングルは「レスナーとの試合を成功させたいんだ」とビンス・マクマホンに懇願し、この試合を実現させています。
WWE Vaultの番組「Photo Shoot」に出演したアングルは、自身の座を狙う若手レスナーを迎えた当時の心境について、次のように語りました。
俺は実績を積んだ王者で、世界最高のレスラーだった。そこへ、俺の座を奪おうとする若い男、ブロック・レスナーが上がってきたんだ。あの夜は俺にとって、とても感情的な夜だった。首を骨折していて、試合後に手術を受けなければならないような状態だったしね。
試合中、レスナーはシューティングスター・プレスを狙いましたが、最後まで回転できず、頭頂部からマットへ落下しました。アングルはレスナーが首を骨折したと考え、直後に何度も無事を確認したと振り返っています。
俺は何度も「大丈夫か? 大丈夫か? 大丈夫か?」と声をかけたけど、返事がなかった。それから、たしか「大丈夫だと思う」と彼が答えたんだ。あの夜、彼は俺にいろんなことを教えてくれたよ。若くて経験が浅くても、あの立場にいるだけの資格があると示したんだ。
単なる技の失敗ではなかった
アングルがこの場面を単なる技の失敗として語っていない点は印象的です。自身も首の手術を控えながら試合を成立させる立場にあり、その中でレスナーがトップ戦線を担う覚悟を見極めていました。危険な着地を美化するべきではありませんが、アングルにとっては、王者の座を争う相手としてレスナーを認めた夜でもあったと考えられます。
(情報源: WWE Vault / Fightful)
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