WWEのチーフ・コンテンツ・オフィサーを務めるHHHが、レッスルマニア42でパット・マカフィーをコーディ・ローデスとランディ・オートンのストーリーに介入させた狙いを明かしました。マカフィーとオートンを観客に嫌わせ、対戦相手のコーディ・ローデスへの支持を高めるためだったと説明しています。
Netflixのドキュメンタリー番組「WWE: “壮大なるドラマ”の裏側」では、レッスルマニア42へ向けた番組制作の過程が紹介されています。その中でHHHは、コーディとオートンの抗争にマカフィーを加えた理由について説明しました。
HHHの説明によると、マカフィーとオートンを観客から嫌われる存在にすることで、コーディをより応援したくなる状況を作ろうとしていました。マカフィーへの否定的な反応も、少なくともクリエイティブ上は想定されていたことになります。
一方、レッスルマニア42前には、マカフィーの起用はWWEのクリエイティブだけで決まったものではないとも報じられていました。レスリング・オブザーバーのデイブ・メルツァーによれば、著名人を登場させたいTKO上層部のアリ・エマニュエルが、自身がエージェントを務めるマカフィーを希望したとされています。
Triple H says Pat McAfee was inserted into the Cody Rhodes vs. Randy Orton feud to get fans to dislike both him and Randy Orton, while making Cody Rhodes more likable.
(WWE: UNREAL) pic.twitter.com/Xjlji0bmHi
— EliteRockerz (@EliteClubS0B) July 21, 2026
メルツァーは、マカフィーが当初は出演を断り、WWEが代役を探していたとも報告しました。その後に条件がまとまり、オートンと行動を共にする役割を引き受けたと伝えています。
レッスルマニア42でのコーディ対オートン戦では、マカフィーが試合開始前からコーディを攻撃。しかし、コーディの味方だったジェリー・ロールに実況席へ叩きつけられ、一時は退場します。その後レフェリー姿で再登場しましたが、オートンからRKOを受けてKO。コーディはその隙を突いてクロスローズを決め、統一WWE王座を防衛しました。
ランディが敗北したことにより、マカフィーは試合前に公言していた「もしオートンが負けたら、プロレス界から去る」という約束を守り、業界から姿を消しています。
Wrestling-NOW.netの独自見解
HHHの説明で明らかになったのは、マカフィーとオートンへの反感が予期せぬ失敗ではなく、少なくとも抗争の設計に含まれていたことです。ただし、ヒール側への反感が、そのままコーディへの支持に変わるとは限りません。今回の映像は起用の意図を説明していますが、その狙いが十分に機能したことまで証明するものではないでしょう。
(情報源: WWE Unreal / Wrestling Observer / ITR Wrestling)
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