AEWのマイク・ベイリーが、「現代のプロレスではテレビ番組の中だけで成立するキャラクターでは不十分だ」という持論を語りました。SNSなどを通じて普段から観客との関係を築き、リング上の試合にも感情移入できる環境を作ることが、業界の成長につながると考えています。
Los Angeles Bladeのインタビューで、ベイリーはYouTubeのVlogやTwitch配信を続ける理由を尋ねられました。そこで彼は、現在のプロレスを「テレビ番組だけで完結するコンテンツ」ではなく、選手と観客がさまざまな場所でつながる「没入型体験」として捉えていることを明かしました。
ケーフェイも同じだ。プロレス全体を秘密にしておくという考え方だね。今はSNSを見れば、オープンで正直に発信して、自分のことをよく知ってくれる観客を育てることが進むべき道だと分かると思うんだけどな。
最高の試合をするためにも、自分とつながり、俺が何を経験しているのかを感情的な部分まで理解してくれる観客がほしいね。
コロナ禍で始めたVlogと配信
ベイリーがVlogとTwitch配信を始めたきっかけは、新型コロナウイルスの流行でした。各地へ移動できなくなり、世界中のプロレスを通じて知り合った人々や観客との接点を失ったため、インターネットでそのつながりを作り直そうと考えたといいます。
カナダ人のベイリーには、アメリカへ入国できない時期が5年間も続いたことがありました。その間はリング上の技術を高めるだけでなく、自身のブランドを育て、アメリカ国外で世界的な知名度を得ることにも力を入れていたと振り返っています。
ベイリーの主張は、キャラクターそのものを否定しているわけではありません。むしろテレビで演じる人物像を週に数分だけ存在させるのではなく、SNSや配信まで含めて観客が継続的に接触できる存在にするべきだ、という考えです。本人にとってVlogは宣伝だけではなく、リング上で観客に感情移入してもらうための土台にもなっています。
(情報源: Los Angeles Blade / Wrestling Observer)
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