アンダーテイカーが、WWEでスティングとの夢の対決が実現しなかった理由を振り返りました。ビンス・マクマホンが試合を望まなかったとしつつ、詳しい理由は一度も聞かなかったと明かし、両者がそろったレッスルマニア31を最大の逸失機会と評しています。
2015年のレッスルマニア31では、アンダーテイカーがブレイ・ワイアットと、スティングがHHHと対戦しました。これはスティングにとって唯一のレッスルマニア出場となりましたが、アンダーテイカーとのドリームッチは実現しませんでした。
自身のPodcast番組「Six Feet Under with The Undertaker」のQ&A企画でこの話題を取り上げたアンダーテイカーは、ビンスが対戦を望まなかった理由について、明確な答えは持っていないと語りました。
もちろん、ずっと前からファンはあの試合を求めていたし、やるのが当たり前に思える。どうしてやらないんだ、という話だよ。
でも、どういうわけかビンスには良さが見えなかった。気に入らなかった。やりたくなかった。俺は「これはホームランだ。PPVのメインイベントにそのまま置ける」と思っていた。
でも、本当の答えは持っていない。ビンスがなぜやりたくなかったのか、深く話したことは一度もなかった。スティング対アンダーテイカーだぞ。もちろん、ビジネスについては俺よりビンスの方がよく分かってる。でも、あれはホームラン級の企画なのに、野球で打者と勝負せず、敬遠を選んだようなものだろ。何があったのか、俺には分からないよ。
後悔はないよ。俺が決めたことじゃない。ただ、本当にあの試合をやりたかった。結局、実現する運命ではなかったんだろうな。
対戦が組まれなかったことには、スティングも疑問を抱いていたようです。アンダーテイカーはレッスルマニア後、同じ飛行機に乗り合わせたスティングと、この件について話したことも振り返っています。
対戦しなかったレッスルマニアの後だったと思うけど、スティングと会ったのを覚えている。同じ飛行機に乗り合わせて話したんだ。俺は「分からない。俺にも理解できない。どうしてなのか、本当に分からない」と話した。
でも、仕方ないよな。スティングとの試合は、おそらくレッスルマニア史上最大の取りこぼしだったと思う。あの2つのキャラクターなら、信じられないほど大きなビジネスになっていたはずだ。
アンダーテイカーは2020年、スティングは2024年に現役から引退。両者の対戦は実現しないまま、プロレス史に残る幻のカードとなっています。
アンダーテイカーの発言から考えられること
アンダーテイカーが今回強調したのは、試合内容への未練よりも、ビジネスとして逃した機会の大きさです。両者が同じレッスルマニアに出場できる状況がありながら、ビンスが反対した理由はアンダーテイカーにも共有されませんでした。
だからこそ、このカードは今後も「なぜ実現しなかったのか…」と話題になり続けるはずです。ビンスからその理由が明かされることも、おそらくないでしょう。
(情報源: Six Feet Under with The Undertaker / Wrestling Observer)
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