2023年にWWEへ入団し、GMとして番組を支えめてきたニック・オールディスが、SummerSlamで迎えるWWEデビューマッチを前に不安を語りました。最も心配なのは技術ではなく試合を動き切る体力だとした上で、グンター戦への準備をコンディショニングに集中させています。
オールディスは、WWE入団前にNWA世界ヘビー級王座を獲得するなど豊富な選手経験を持つ一方、WWEではSmackDownのGMとしての活動に専念してきました。最新のインタビューで、現地8月1日のSummerSlamでグンターと対戦するにあたり、準備を始めた当初の不安を語っています。
技を出せるかではなく、試合を動き切れるか
試合が近づくと、もっと緊張してくるんだろうね。ただ、身体をある程度仕上げられたと感じているから、今は少し気持ちが楽になったかな。
最初にこの試合が現実味を帯びてきたとき、一番心配だったのは自分の身体能力だったと思う。ボディスラムをできるかという意味じゃない。コンディショニングのことだ。
上層部がそこをあまり心配していないようだったのは、褒められていると受け取るべきなのかもしれない。でも、僕はものすごく心配していた。見た目の身体が仕上がっていることと、リングで戦える身体ができていることは大きく違う。今の僕にあるのは、その片方だけだ。
オールディスが区別したのは、筋肉や体脂肪によって作られる「見た目の仕上がり」と、試合中に動き続けられる「リングで戦える状態」です。限られた準備期間で両方を大きく変えることはできないと判断し、試合をこなすための体力を優先しました。
ここ2週間か、それより少し長いくらいの間、僕が集中してきたのは完全にコンディショニングとパフォーマンス、そして何よりコンディショニングだった。
4週間で見た目を大きく変えることはできない。もちろん、体脂肪をかなり落として身体を引き締めることはできる。でも、筋肉を増やすことはできないんだ。身体の比率や体組成を劇的に変えることもできない。
だから、試合をできる状態にすることへ集中しなければならなかった。見た目がどうなるかは、もう仕方がないと決めたんだ。見た目はある程度できている。だから、僕は試合を動けなければならない。
オールディスは、先日開催されたSaturday Night’s Main Eventでグンターの統一WWE王座獲得を阻止しました。グンターはその後、オールディスを襲撃し、自分と同じ立場に一度も立てなかった「失敗したレスラー」だと挑発。抗争の決着戦として、両者のシングル戦がSummerSlamで実現します。
本来の実力を発揮するためのコンディショニング
オールディスの不安は、技を出せるかではなく、WWEの大舞台で試合を成立させ続けられるかに向いています。見た目をさらに整えることよりコンディショニングを優先した判断からは、GMによる一度限りの試合ではなく、選手として試合内容を評価されたい意識がうかがえます。
しかも、WWEでの初戦の相手はグンターです。オールディスが今回どこまで動き続けられるかは、SummerSlamの勝敗だけでなく、WWEで次の試合が組まれる可能性を判断する材料にもなりそうです。
(情報源: Insight with Chris Van Vliet / WWE / Wrestling Observer)
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