WWE殿堂入りレスラーのババ・レイ・ダッドリー(ブリー・レイ)が、SummerSlamでブロック・レスナーに勝利したオバ・フェミの舞台裏での行動を明かしました。試合後、オバはレスナーの控室まで出向いて感謝を伝えていたようで、レイは世代交代を象徴する「昔ながら」の光景だったと振り返っています。
名物Podcast番組Busted Open Radioで、レイはSummerSlamでの2人の舞台裏を明かしました。2人のHell in a Cellマッチが終わった後、ロッカールームでレスナーとポール・ヘイマンと思い出話をしていたところにオバがやってきたそうです。
ブロックの控室のドアまで行ってノックしたら、ブロックが開けてくれて、満面の笑みで両腕を広げて迎えてくれたんだ。
それからブロックは後ろのドアを閉めて、俺たちは控室で立ったまま話して、昔を振り返っていた。そこへポール・ヘイマンが来て、俺とポールもハグした。俺たちはみんな、お互いに長い歴史があるからね。
するとドアをノックする音がした。ブロック・レスナーがドアを開けたら、向こう側に誰がいたと思う? オバ・フェミだ。オバは何のためにブロック・レスナーの控室まで来たのか。感謝を伝えるためだったんだ。
俺はプロレス業界に対する信頼をずいぶん失ってきた。特に控室の中で、業界の大切なものが薄れていくのを見てきたからだ。だから、オバがブロックに感謝を伝えに来たのを見て、本当にうれしかったし、心が温かくなったよ。
試合後に握手して「ありがとう、ブラザー。感謝してるよ」で終わるんじゃない。わざわざベテランの控室まで足を運んで、感謝を示すことなんだ。
オバの表情も見た。カメラの前にいるオバ・フェミとは別人だったよ。そこにいたのは、感謝の気持ちを持った若いレスラーだった。自分にバトンを渡してくれたベテランに敬意を示しに来たんだ。
レイが強く印象に残ったと語ったのは、単にオバがレスナーへ礼を言ったことではありませんでした。試合を終えたあと、自らベテランの控室まで出向いて敬意を示したことを、「昔ながらの振る舞い」だったと認識しているようです。世代交代が起きた裏側で、以前と変わらないやり取りがありました。
レスナーは試合後、自身を「過去」、オバを「未来」と表現しました。その後、自身はすでにリングから引退したと発表しており、この一戦が最後の試合になったのかについては見方が分かれているものの、少なくともSummerSlamではオバへ世代を託す姿勢を明確にしています。
2人の関係は、この試合だけで生まれたものでもありません。SummerSlam前にBusted Open Radioに出演したHHHは、レスナーがオバに特別なものを感じ、舞台裏で指導してきたことを明かしていました。その上で、レイはレスナーの貢献とオバの謙虚さを以下のように評価しています。
オバの目を見れば、謙虚さも、感謝していることも伝わってきたよ。 WWEは、オバ・フェミをここまでプッシュしてきた流れについて、本当に、本当に、本当に正しいことをしたと思う。
そして、勘違いしてはいけないことがある。これはブロック・レスナーの後押しがなければ実現しなかったということだ。
(情報源: Busted Open Radio / WWE YouTube / Wrestling Observer)
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