WWEが公開したPACの追悼動画は、ケビン・オーエンズが収録の場を用意したものでした。コーディ・ローデスがWrestleTalkのインタビューでその舞台裏を明かし、WWEとAEWでともに活動したPACとの思い出や、彼から受けた影響を振り返りました。
2026年9月27日、PACは40歳の若さで急死しました。レストランに停められたレンタカーの社内で意識のない状態で発見され、死因は気管支喘息による自然死だと発表されています。死の前日にAEWのPPV・All Outでアンドラデ・エル・イドロと対戦していたこともあり、突然の訃報にプロレス界から追悼の声が相次ぎました。
WWEも約39分にわたる追悼動画を公開し、オーエンズやベッキー・リンチ、サミ・ゼイン、ウィリアム・リーガルらが故人との思い出を語っています。この動画の収録を支えたのが、PACと親交の深かったオーエンズでした。コーディによると、オーエンズはWWEのテレビ番組収録時にカメラを用意し、PACについて話したい選手が自由にメッセージを残せるようにしていたそうです。
コーディ自身も、そのカメラの前で何を話すべきか、PACとの関係を振り返りながら長く考えたといいます。
また、コーディはPACについて、「彼ほど自分自身を深く理解しているレスラーには出会ったことがない」と評価していることを明かしました。自分が一人の人間として、そしてリング上のキャラクターとして何者なのかを模索していた頃、PACの揺るぎない自己認識には威圧感すら覚えたそうです。PACと出会い、彼から学んだことで、人間としてもレスラーとしても、そしてストーリーテラーとしても成長できた……と振り返っています。
WWE時代に「ネヴィル」のリングネームで活躍したPACですが、AEW在籍中に亡くなったことから、競合団体であるWWEは大きな動きが取りにくい状況にありました。そんな中で、オーエンズがまず行動し、その記録が無事に公開されたことは、PACの人柄やオーエンズの「どうしても追悼したい」という強い思いが伝わってきます。


(情報源: WrestleTalk / WWE / All Elite Wrestling / Wrestling Inc)







