【新日本プロレス】ザック・セイバー・ジュニアがレスラーの「犠牲」論に異論。「本当に犠牲を払っているのは家族だ」

新日本プロレスインタビュー

新日本プロレスのザック・セイバー・ジュニアが、レスラーが口にする「犠牲」という言葉に異論を唱えました。好きな仕事をしている選手よりも、家族と離れて過ごすことを余儀なくされる家族の方が犠牲を払っていると指摘しています。

CMLLのPodcast番組に出演したザックは、 G1 CLIMAX優勝やIWGP世界ヘビー級王座獲得について振り返る中で、ホストから「チャンピオンベルトを家族に見せる時の気持ちや、プロレスのために払ってきた犠牲」について尋ねられると、まずは母親の反応を冗談交じりに明かしました。

まあ、家に帰る時にチャンピオンベルトを持っていけば、母さんもそこまで不機嫌にならないんだ。ちょっと周りに自慢できるからね。

続いて、レスラーが自らの苦労を「犠牲」として語ることについて、ザックは少し違った考えを示しました。

レスラーっていつも犠牲について話すけど、俺はあれってちょっと大げさだとずっと思ってるんだ。俺たちは自分の好きなことをやっているわけだから。
本当に犠牲を払っているのは、俺たちがそばにいられないことで、一緒に過ごす時間を失っている家族の方だよ。
でも、俺の家族はみんな、俺が子どもの頃からずっと話してきた夢を追いかけられていることを喜んでくれているんだと思う。だから、そんなふうに支えてもらえている俺は、本当に恵まれているよ。

プロレスラーが「私は、家族との時間を犠牲にしてきた」と語る例は少なくありません。例えば、フィン・ベイラーは2022年に「約20年間にわたってアイルランドの家族と離れて暮らしてきたこと」について語り、「肉体的な痛み以上に、愛する人たちと一緒に過ごせなかった時間を犠牲と捉え、成功や収入にそれだけの価値があったのか?」と葛藤していることを明かしました。

ザックは、レスラー自身の苦労を「犠牲」という言葉で誇張すべきではないと考えています。レスラー生活の過酷さを否定するわけではやく、「好きな仕事を選んだ本人と、その選択によって離れて暮らす家族では、負担の受け止め方が違う」という指摘。ザックらしい価値観が表れています。

(情報源: CMLL)

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