【WWE】TKO社長はCrown Jewelを含むサウジアラビア開催イベントの中止も辞さず「人命が最優先」

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WWEの親会社TKOの社長兼COOを務めるマーク・シャピロが、サウジアラビアで予定する大会について、「紛争がさらに激化したり、危険が生じたりすれば中止する」と明言しました。現地11月7日に控えるWWEのCrown Jewelについても、業績への打撃より選手やスタッフの安全を優先する方針を示しています。

POST Wrestlingが公開した現地10月28日開催の「TKOによる従業員向け社内集会」の音声の中で、シャピロは今後の中東地域での大会開催について従業員に次のように語っていたことが明らかになりました。

もちろん、ビジネスは大切だ。でも、何より大切なのは人命だ。だから、まずはみんなが安全で、安心していられるようにすることなんだ。ビジネスは二の次だよ。
矛盾したことを言っていると思われたくはない。我々は、みんなで思い描いてきた一年を実現したい。そのために全員が懸命に働いてきたし、2026年はまさにそんな年になりそうなんだ。
でも、今起きている紛争のどれかによって危険が生じたり、さらに激化したりするなら、我々はためらわずに大会を中止する。予算なんてどうなっても構わない。何よりも我々の仲間が大切だからだ。それは我々からの約束だ。

Crown Jewelは現在も11月7日にサウジアラビアのリヤドで開催予定です。ただし、会場は当初予定されていた屋外施設から、屋内のANBアリーナへの変更が決定。TKOはWWE以外にもサウジアラビアで複数のスポーツイベントを開催予定で、11月14日にZuffa Boxing、12月5日にUFC Fight Nightの開催も予定しています。

大会中止なら2026年の業績にも悪影響

大会を中止するとなれば、経営上のリスクも無視できません。シャピロは投資家やアナリストの懸念に言及し、2026年の業績に悪影響が及ぶ可能性を認めています。

ウォール街には、「予定している大会を一つも中止せずに2026年を終えられるのか?」と不安に思っている投資家やアナリストがたくさんいる。
幸い、これまでは大会に支障が出ずに済んでいる。でも、今後もそうだとは保証できない。繰り返すけど、もし中止になれば、今年の業績には間違いなく非常に大きな悪影響が出る。でも、それについて我々にできることはあまりないんだ。

Crown Jewelの会場を屋外から屋内に変更した背景には「安全の確保」がある、と報じられています。しかし、会場を移しただけでは、紛争の激化による大会中止のリスクが解消されたとはいえません。今後、TKOとWWEがどのような安全策を講じてCrown Jewelを開催するのか、あるいは中止や他国での開催、日程変更などの決断を下すのかに注目が集まります。

(情報源: POST Wrestling / Wrestling Observer)

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