WWEの複数の選手が、現地11月7日にサウジアラビアで開催されるCrown Jewelについて、出場選手に選ばないよう団体側へ求めていたと報じられました。その中にはトップ選手も含まれており、出場予定の選手からも安全への懸念が上がっているようです。
Crown Jewelは、中東情勢が緊迫する中でもリヤドで開催される予定です。主催側は現地2026年10月28日に会場変更を発表し、屋外の仮設スタジアムから屋内のANBアリーナへ会場が変更されました。サウジアラビアではイエメンの武装組織フーシ派によるミサイルやドローンを使った攻撃が相次ぎ、国際空港も攻撃を受けて死傷者が発生したほか、航空便にも影響が出ています。
レスリング・オブザーバーのデイブ・メルツァーは、出場が決まっていた選手が大会を辞退したとの報告はないとした上で、取材に応じたトップ選手から「WWEはサウジ渡航の辞退を勧めていない」という情報を報じていました。
その一方で、Fightfulは「トップ選手を含む複数の選手たちが、サウジアラビアでの安全上の懸念からCrown Jewelの出場選手に選ばれたくないと、団体側にはっきり伝えていた」と最新情報を報じています。すでに出場が決まっている選手の中にも懸念を示す者がいたそうですが、WWE幹部は選手たちに対して「遠征中は安全対策を優先事項とする」と説明しているそうです。
Fightfulからの取材に応じた複数の選手たちは、「安全上の不安を理由に大会への起用を避けるよう求めた」と語っていました。今回の報道は、すでに組まれた試合を選手が辞退したというものではなく、メルツァーの前日の報道と必ずしも矛盾しません。ただし、カード編成においてこうした声が大きく影響していた可能性はありそうです。
WWEの親会社TKOの社内でも、サウジアラビアでのイベント開催における安全対策が議題になっています。マーク・シャピロ社長兼COOは、現地10月28日に行われた社員向け会議で、地域の紛争がさらに激化したり危険が生じたりした場合は、サウジアラビアで予定する大会の中止をためらわないと表明しました。
現時点で決定しているCrown Jewelの対戦カードは以下の通りです。
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男子Crown Jewel王座戦:ローマン・レインズ(世界ヘビー級王者) vs サミ・ゼイン(統一WWE王者)
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女子Crown Jewel王座戦:リブ・モーガン(女子世界王者) vs チェルシー・グリーン(WWE女子王者)
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ラストマン・スタンディング・マッチ:コーディ・ローデス vs ランディ・オートン
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WWE世界タッグ王座戦:ブロン・ブレイカー&オースティン・セオリー(王者組) vs ペンタ&ジェボン・エバンス
(情報源: Fightful Select / POST Wrestling)







