【新日本プロレス】ケニー・オメガがウィル・オスプレイ戦を振り返る。「俺は怖かった。彼はまだ無敵感を覚える年頃だね」

2023年のレッスルキングダム17で行われたケニー・オメガとウィル・オスプレイによるドリームマッチは、見る者を震撼させる壮絶な試合でした。

お互いの身体能力の限界に挑むような激しさ、そして2人が共有してきた様々な感情をファンに感じさせるストーリーテリング。オスプレイがケニーに唾を吐きつけたシーンはこの試合のハイライトでした。

スワーブ・ストリックランドのPodcast番組に出演したケニーは、この試合について振り返り、次のように語りました。

怖かったよ。ウィル・オスプレイの試合は世界最高峰だし、信じられないようなレスラーだからね。まるでマシーンのように、なんでもできる。強くて、速くて、機敏だ。自分のツールを活かす頭脳も持ってるしさ。

彼の頭脳を愛してるよ。まあ、彼に時々悪影響を与える頭脳でもあるんだけど。思いもよらないような考えが浮かび、自分のキャリアを終わらせるかもしれないようなクレイジーなことをやってのけるんだ。

歳をとる中で、俺はひどい物事をたくさん見てきた。頭の中でハムスターの車輪がぐるぐる回っていても、銃をブッ放すのが時々怖くなる。前は準備中やトレーニング中にそうなったんだけど、今は試合中にそうなることがあるからね。「これをやらなきゃな。これをやらなきゃいけないかもな」と思うと怖くなる感覚があるんだ。それを自分の中で解決していくんだけど…歳をとったなって思うよ。老いは賢さと少しの軟弱さを連れてくるんだ。

ウィルの知性に問題があるってわけじゃなくて、今は無敵感を覚える年頃ってわけ。誰にだってそういう時期はある。

（Fightful）