【AEW】トニー・カーン社長「今のMJFは本当の彼に近い。親切で謙虚な人を目指していたのに……これが本質だ」

AEWアメリカン王座のチャンピオンとして、アメリカ以外の国々を煽り倒しているMJF。

CMLLではミスティコを相手にメキシコをdisり、All Inで挑戦を受けるウィル・オスプレイの地元イギリスにもあらゆる手を尽くして暴挙の限りを尽くしています。先日開催されたDynamiteのイギリス・カーディフ大会では、観戦したファンから凄まじいブーイングを受けました。

2023年にAEW世界王座のチャンピオンとして活躍し、アダム・コールとの友情を育んでいた頃の彼は、今よりは礼儀正しく、他社との友情に興味を持っていました。AEWのトニー・カーン社長は、その頃の彼に親近感を抱いていたようです。

それだけに、AEWアメリカ王座チャンピオンとして暴れまわるMJFへの失望も大きいようです。最新のインタビューで、トニーは次のように語りました。

今のMJFは好きじゃないね。テレビ番組で俺に失礼なことを言っていたけど、それはまあ別にいいんだ。MJFは素晴らしいレスラーで、AEWのビッグスターでもある。興行的にも欠かせない存在だよ。

そして、我々は彼の本性を見た。MJFはファンからの称賛を楽しんでいたんだ。しかし、ファンが彼に疑問を持ち始め、アダム・コールとのはじめての友情が崩壊し……。2023年の我々は、違うMJFを見ていたのかもしれない。彼は親切さや謙虚さ、そして彼自身が目指していた人間性を維持することができなかったんだよ。結局のところ、今の彼が本質なのさ。

（Fightful）