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AEWがAmazon Prime VideoとのPPV販売提携を発表。トニー・カーン社長「世界拡大における重要なマイルストーン」

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以前から噂されていたAEWとAmazon Prime Videoの提携が実現しました。

今日、AEWはAmazon Prime VideoとのPPV配信契約を発表しました。この契約により、AEWのPPVが北米・イギリスのPrime Videoで購入可能になります。現時点で日本は対象外のようです。Prime VideoではNBAやNFLなどのスポーツコンテンツも配信されていますが、AEWもそこに加わることになります。

最初の対象イベントは現地3月9日のRevolution。AEWの主要PPVのすべてがPrime Videoで購入可能になり、金額は49.99ドル(約7000円)です。

これまでは、北米におけるAEWのPPV販売はBleacher Reportで行われていました。関係者によると、Amazon Prime Videoとの提携交渉に踏み切った背景として「Bleacher ReportでのPPVを購入するにあたって、支払い方法としてAmazonの支払いオプションを利用しているユーザーが多かったこと」が決め手の一つになっているそうです。別のプラットフォームを介さず、Amazonのサービス上で直接PPVを販売する……という流れにメリットを感じたのでしょう。

AEWのトニー・カーン社長は、今回の契約について次のようにコメントしています。

Prime Videoと提携し、AEWのすべてのPPVを提供できることを嬉しく思う。これはAEWの世界的な拡大における重要なマイルストーンだ。

 

AEWのPPVは、世界で最もエキサイティングなプロレスイベントだ。Prime Videoを通じて、より多くのファンがその魅力を体験できるようになるよ。

あくまでPPVの販売をAmazon Prime Videoで出来るようにするという話であって、WWE・RAWの放送がNetflixでの配信に移行したのと比べるとインパクトは小さいかもしれません。とはいえ、AEWにとってAmazonとの関係構築は今後のビジネスを加速させていく上で重要な出来事です。

(Sports Illstrated)

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