RAW最新回には、ジョン・シナがヒールターン後はじめてファンの前に姿を見せました。会場全体から大ブーイングを浴びた彼はのびのびとヒールプロモを披露しましたが…。
ベルギー・ブリュッセルで開催されたRAWに登場した彼は予想されていた「入場曲や装いの変更」をせず、みんなに愛されたヒーローとしての入場曲・出で立ちで登場。そしてヒールとしてファンに強烈な言葉を投げかけました。
俺は25年間、被害者だったんだ。お前たちWWEユニバースとの関係は「虐待」そのものだった。お前たちはひどい言葉を浴びせ、俺を操り人形のように扱い、それを笑顔で受け入れることを強要してきた。でも、もう終わりだ。
お前たちは俺のキャラが変わることを望んでいたんだろ? でもな、お前たちが得るのは、お前たちにふさわしいものだけだ。そして、お前たちにふさわしいのは「何もない」ってことだ!

観客が大ブーイングでシナに応えたほか、レッスルマニア41でシナと対戦するコーディも登場し、セグメントは大盛りあがり。しかし、WrestleVotesによれば、シナのセグメントは予定時間を大幅に超過してしまったのだそうです。
本来の予定時間は15分。しかし、シナとコーディのやり取りが長引いたことで、実際にかかった時間は32分に。予定の倍以上の時間を使いました。これにより、多くの後続セグメントが短縮、あるいはカットされたといいます。
その影響で、アルファ・アカデミーやベイリー、ライラ・ヴァルキュリアのセグメントがWWEの公式SNSでの公開に変更されたほか、ジェイ・ウーソとオースチン・セオリーの試合も短縮されました。
大物のセグメントが予定時間を超過するのはよくある光景です。今後、ザ・ロック(ドウェイン・ジョンソン)がレッスルマニア41に向けて2人のストーリーへ介入するようになると、セグメントの時間は更に伸びるかもしれません。シナとロックにはヒールユニット結成の噂もあり、今後も最新情報から目が離せません。

(Fightful)
あわせて読みたい

