現地時間2020年1月12日に開催されたインパクト・レスリングのPPV”Hard To Kill”でインパクト世界王座を獲得した女子レスラー、テッサ・ブランチャード。彼女に浮上しているレイシスト&いじめ疑惑は、疑惑を否定する彼女の声明が発表されたことにより再び燃料が投下されました。
1月17日、テッサはTwitterでラ・ロサ・ネグラに対しNワードを使ったという告発を否定しました。
先週、私は仲間のレスラーに対して差別発言を行ったとして批難されました。この告発を読んで動揺しました。はっきり言って、私はNワードを使っていません。私のボキャブラリーの中には、心の中にはそんな言葉はない。レイシズムは私の心にはないのです。
ネグラは「テッサから差別発言を受けたことは間違いない」とコメントしています。テッサのこの声明は一部のファンからは受け入れられたものの、ネグラの発言を信じる多くのファンからは「信じられない」と批判されていました。
これに対し、告発の口火を切ったNWA女子世界王者のアリシン・ケイがTwitterで反論しました。
ファンの前でベビー・フェイスを装うこともできるけど、私たちの仲間の多くはラ・ロサ・ネグラの発言が本当だということを知っている。それが重要なんだ。
いつの日か、この事件の他の二人の目撃者が名乗り出て、あなたが人種差別主義者であるだけでなく、うそつきであり、紛れもない卑劣な人間であることを明らかにしてくれることを心から願っている。
強烈です。テッサの言動によほど腹を立てていたのでしょう。差別発言があったのは2017年4月に2人がスターダムに参戦していた時期だと考えられています。
また、他の女子レスラーたちに対するいじめ疑惑についてはテッサは黙秘を続けています。
You can try to babyface the fans, but the majority of our peers know Rosa’s story is true and that’s what matters.
I really hope that one day the other two witnesses of this incident come forward and further expose you as not only a racist, but a liar and an undeniable scumbag. https://t.co/FSXZhiEQaY
— Allysin Kay (@Sienna) January 17, 2020