AJスタイルズが、WWEによる日本団体の買収を望んだ発言について、新日本プロレスや棚橋弘至を指したものではないと説明しました。一方で、新日本の状況についてネット以外から聞いていたとも語っています。
先日、AJは自身のPodcast番組「The Phenomenally Retro」で、WWEがAAAと同様の形で日本のプロレス団体を買収し、現地の文化を変えずに日本市場へ進出することを望んでいると発言しました。日本のプロレスを以前の勢いへ戻したいとの考えも示しましたが、一部のファンから批判が上がっていました。特に、かつてAJが参戦していた新日本プロレスの親会社がブシロードからテレビ朝日&サイバーエージェントへ意向したタイミングだっただけに、「AJはWWEによる新日本の買収を望んでいるのか?」と感じたファンもいたようです。
最新回では、発言の対象を新日本や棚橋に限定したつもりはなかったと説明。棚橋を友人であり、プロレス界で最も好きな人物の一人だと語り、侮辱する意図を強く否定しています。
あの発言で、一部の連中の蜂の巣をつついちまったみたいだな。いや、すごいことになったよ。
俺、新日本プロレスって言ったか? 覚えてないな……。俺が言いたかったのは、もっと単純に「日本のどこかの団体」ってことだ。
みんな「棚橋のことか」と言うけど、棚橋は唯一無二だ。日本のみんなが、俺と同じように彼を支えたという事実は、あの国について多くを物語っている。棚橋は間違いなく、プロレス界で俺が最も好きな人間の一人だ。本当に心のきれいな男だよ。
だから言っておくけど、俺は友人の棚橋を侮辱しているんじゃない。みんなは、俺ほど棚橋のことを知らない。約束するよ。俺があの男を侮辱することなんて絶対にない。
続いて、番組の共同ホストを務めるトニー・ジャイルズは、新日本で内部的な問題が起きているとの報道を読んだと話しました。AJはジャイルズの話を確認する中で、新日本が一般に考えられているほど順調ではないという情報を、自身もインターネット以外から聞いていたと明かしました。
つまり、新日本はみんなが思っているほどうまくいっていない、と言っているんだな。念のため、君の話を正確に理解しておきたい。……それは俺も、ネットではなく、ほかの人から直接聞いていた。だからこそ、あの発言をしたんだ。ネットで拾った話じゃなく、直接耳に入ってきた情報があったからだ。
まあ、どうでもいい。インターネットの皆さまは何でも知っているからな。この話はここまでにしておくよ。
AJは情報を伝えた人物や、具体的な問題の内容までは明らかにしていません。今回の発言から確認できるのは、WWEに買収してほしい団体として新日本を名指ししたわけではないことと、以前の提案には関係者から聞いたとする情報も影響していたという点です。
Wrestling-NOW.netの見解
AJは棚橋への敬意を強調し、新日本の買収を求めたとの受け止めを否定しました。しかし、その直後に新日本の状況が芳しくないとの話を自身も聞いていたと明かしたことで、前回発言と新日本を完全に切り離したわけではありません。
コロナ禍が世界を変えてしまう前、WWEはNXT Japan抗争に本格的に着手していたと考えられています。NXT UKさえも消えてしまった今、WWEの日本進出が実現するかは分かりません。しかし、AAAの大成功が後押しになる可能性もゼロではないでしょう。

(情報源: The Phenomenally Retro Podcast / Fightful)
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