マキシン・デュプリが、メインロースター昇格初日にビンス・マクマホンの意向として「黒いドレスとハイヒールを用意するように」と求められたと明かしました。当時は足首を骨折しており、リングに上がることすら難しい状態だったと振り返っています。
骨折中に迎えたメインロスター初日
マキシンが合格したのは、2021年8月にラスベガスで行われたWWEのトライアウトでした。当時はロサンゼルス・ラムズの元チアリーダー、フェニックス・サンズのダンサー、モデルとして活動する一方、女性向けファッションブランド「JAUNTY」を経営。2019年にオンラインで事業を始め、合格の約4カ月前にはアリゾナ州スコッツデールに初の実店舗を開いたばかりでした。
合格から約30日後、マキシンは店を残してフロリダ州オーランドへ移住し、WWEパフォーマンスセンターで未経験に近い状態から練習を始めています。ほどなくマネージャー役を任されましたが、スープレックスを受けた際に足首を骨折。しかし、その数週間後にはメインロスターへの合流を告げられました。
本人はPodcast番組「The Nikki & Brie Show」で、目まぐるしく役割が変わるなか、メインロースター昇格初日の出来事だけは鮮明に覚えていると語りました。到着直後に伝えられたのが、当時WWEを率いていたビンスからの要望とされた衣装指定でした。
それで、ショッピングモールへ行って黒いドレスを見つけ、ものすごく高いヒールも見つけた。でも、履いて一歩踏み出すことすらできなかったんだよね。足首が、こう……下向きに曲がらなくて。
もともとはリング上でプロモをする予定だったんだけど、私はリングまでたどり着けなかった。リハーサル中も、「リングが揺れたら、倒れてしまいますよ」と言ってたくらいでさ。すると、スタッフから「会場を暗くしたまま登場すれば大丈夫だよ」と言われて……。本当に大混乱の一日でした。
マキシンはその後、マネージャー役から選手へと活動の幅を広げ、女子インターコンチネンタル王座も獲得しました。現在は明るくファッションを前面に出した従来のキャラクターから一転し、The Visionの一員としてダークな一面を見せています。
直近のRAWでは、かつてアルファ・アカデミーで行動を共にしたオーティスの思いを利用。オースティン・セオリーらThe Visionが、オーティスたちを叩きのめす展開につなげました。
苦難を乗り越え、ユニットの主要メンバーへ飛躍
今回の回想からは、マキシンのメインロースター初期が、本人の準備よりも先に役割だけが決まっていく状況だったことがうかがえます。骨折した足で急な衣装指定に応えようとしていた選手が、現在はThe Visionの一員としてアルファ・アカデミーを揺さぶる立場に変わりました。素晴らしい飛躍ぶりを遂げた彼女のこれからにも注目しましょう。
(情報源: The Nikki & Brie Show / Wrestling Inc)
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