マット・ハーディーが、Beach Breakで行われたケニー・オメガ対MJFを絶賛しました。一方、All Inの集客を考えれば、ウィル・オスプレイの相手はMJFが最適だったとの見方を示しています。MJFについては「過去最高の状態」と評価した上でAEWのキャラクターやストーリー展開に一貫性が欠けることがあると苦言を呈しました。
ケニーは現地7月8日のDynamite特別回Beach BreakでMJFを破り、2度目のAEW世界王座戴冠を果たしました。PLE・Redemptionではケビン・ナイトとの初の防衛戦が決まり、これに勝利して現地8月30日開催のAll Inでオスプレイと対戦することを目指しています。
マットは、Breach BreakでのケニーとMJFの試合を大絶賛しています。しかし、All Inで見たかったカードはケニー対オスプレイではなかったようです。オスプレイがAEWの頂点へ上り詰める物語には、明確な悪役であるMJFを立ちはだからせるべきだったと考えていまることを、自身のPodcast番組で明かしました。
ケニーとMJFのの試合を見たよ。本当にすごい試合だった。観客も乗っていたし、2人とも全力を出し切っていたね。ファンの期待にしっかり応えていたと思う。
俺はケニー・オメガの大ファンだ。人としても、レスラーとしても好きだし、彼が王座を獲ったのはうれしかった。本当にすごい試合だった。最高だったよ。
でも、俺がオスプレイと一対一で戦ってほしいと思っていたのはMJFだった。オスプレイが山の頂上まで登るために乗り越える相手として、とびきり嫌なヒールを置いてほしかったんだ。でも、ここからAEWが何をやるのかは本当に興味深いよ。
マットは現在の方針へ強く反対するつもりはないとしながらも、MJF対オスプレイがチケットとPPVを最も売れるカードだったと主張。現在のMJFについても、キャリア最高の状態にあると絶賛しました。
実現しないなら、しない。それはそれで仕方ない。ただ、最もチケットが売れるのはその試合だと思うし、最もPPVが売れるのもその試合だと思う。でも、そういうものだよ。AEWはトニー・カーンの団体だ。もちろん、トニーは自分がやりたいことをやる。彼は素晴らしいプロレスが大好きだし、結局はそういうことだ。
でも、今のMJFは絶好調なんだよ。間違いなく、これまでで一番いい状態にある。
Beach Breakへの評価とタッグ戦への不満
また、マットはBreach Breakで行われた、ジョン・モクスリー&オスプレイ対WorkHorsemenのタッグマッチを「長すぎる」と批判。All Inに向け、オスプレイをより圧倒的な存在に見せるべきだった、と指摘しています。
さらに、マットは「AEWのキャラクターやストーリー展開に一貫性が欠けることがある」と苦言を呈しました。また、ケニーが年齢を重ねても再び頂点へ戻れるのかというテーマが、王座獲得後すぐに薄れたことも例に挙げました。こうした変化は、以前から感じていたAEWの問題と重なるとしています。
これは以前から批判してきたことの一つだ。AEWではキャラクターや、その物語の流れに一貫性と継続性が足りないことがある。ときどき、あちこちへ動きすぎるんだ。
レスラーをどのように見せ、どこに一貫性をもたせるのか
マットの発言を通して見えるのは、試合の質だけでなく、誰をどのような立場で見せ、次の大一番へつなげるかを重視する考えです。MJF対オスプレイを推したことも、WorkHorsemen戦を長すぎるとしたことも、All Inへ向かう選手の役割を明確にしたいという主張でつながっています。
AEWは、明確な悪役であるMJFをオスプレイの前に置くのではなく、ケニーとオスプレイによる両雄対決をAll Inの中心に据える流れを作りました。試合内容への期待は高い一方、キャラクターとストーリーの軸を大会まで一貫して保てるかが、マットの批判への答えになりそうです。
(情報源: The Extreme Life of Matt Hardy / WrestlingNews.co)
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