AEWのトニー・カーン社長が、WWEがAAAとの合同興行Worlds CollideをAEWのPPV・ALL OUTと同じ9月26日にシカゴ近郊で開催することを「略奪的な日程」と批判しました。一方で、AEWが好調であることへの賛辞でもあり、競争は歓迎するとしています。
Worlds Collideは、イリノイ州ローズモントのオールステート・アリーナで開催されます。同日には、AEWがホフマン・エステーツのNOWアリーナでAll Outを開催。両会場は約15マイル(約24km)しか離れていません。ALL OUTの日程が先に発表されている状況で、WWEが後出しで注目度の高いショー開催を発表する…というのは、近年のWWEによる「AEW潰し」の定番の動きです。
トニーは、出演したPodcast番組「Battleground」で、WWEの判断を競争の一環として受け止めながらも、日程の組み方には強い言葉を向けました。
その一方で、シカゴがプロレスに適した市場だとしたうえで、競争そのものを受け入れています。
AEWは7月6日、カーン社長がQ101 Chicagoに出演した際にALL OUTの日程と会場を先に発表しました。8月30日にウェンブリー・スタジアムで開催するAll Inから4週間空けるため、例年のレイバー・デー週末から日程を移したと説明しています。
カーン社長がWWEに「略奪的」という言葉を使ったのは、今回が初めてではありません。2024年6月には、レスリング・オブザーバーのデイブ・メルツァーが「WWEからメディアに対し、実際よりも低いCollisionの視聴者数が提供された」と報じた件を受け、WWEの「略奪的なビジネス慣行」を批判していました。
WWEによるAEW潰しは続く
トニーの発言からは、WWEの日程を批判しながらも、AEWを一方的な被害者として見せないようにしたい……という意図が感じられます。両会場が約15マイルしか離れていない以上、現地観戦を選ぶファンや話題が分散する可能性はあるでしょう。一方で、WWEが同日同地域にWorlds Collideを置いたこと自体、ALL OUTが無視できない規模の興行であることを示していると見ることもできます。
(情報源: Battleground / WWE / AEW / WrestlingNews.co)
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