2026年にWWEへ復帰したマット・カルドナ。復帰前から「WWEに戻りたい」と繰り返し公言してきた彼に対し、ケビン・オーエンズが「あれだけインディを愛していると言いながら、WWEに戻りたいとも言っている」と揶揄し、それをコーディ・ローデスが笑っていたことについて、カルドナ自身は「腹が立っていた」と明かしました。
発端は、オーエンズがコーディの番組「What Do You Wanna Talk About?」に出演した際の会話でした。コーディが「オーエンズとカルドナの間に確執があるのではないか?」と話題を振ると、ケビンはカルドナを好きだと否定したうえで、その発言と行動の食い違いを冗談交じりに指摘しています。
Indy Godを名乗りながら、「なぜWWEは俺と契約しないんだ。理解できない。俺がWWEなら絶対に自分と契約するのに」なんて言って回ることはできないだろ。
お前は満足しているのか、していないのか、どっちなんだよ?
コーディはこの発言を聞いて笑っていました。オーエンズは最後までカルドナとの間に問題はないと強調しましたが、WWE退団後の成功を誇りながら復帰願望も口にする姿勢に矛盾を感じ、それを指摘した発言でした。
クリス・ヴァン・ブリエットのインタビュー番組「Insight」でこの件について質問されたカルドナは、当時の率直な感情を明かしました。冗談を言われたこと自体より、普段からWWE復帰ばかり訴えていた人物のように扱われたことが不満だったと説明しています。
まるで俺が「WWEに戻りたい」としか言っていないように見せられた。でも、そういう話をしたのは、こういうインタビューを受けて質問された時だけなんだ。だから引っかかった。でも、今はもう乗り越えているよ。
悪意があったわけじゃない。ただ、WWEと再契約するまで、あの番組に出て自分の言い分を話す機会をもらえなかったことには納得できなかった。
カルドナは当時、コーディやオーエンズへSNSで直接反論しませんでした。WWEのトップ選手である2人を相手にすれば、自分の説明が正しくても世間から支持されず、かえって復帰を必死に求めているという印象を強めると判断していたためです。
それで、たしか映像を切り貼りして、2人が俺を持ち上げているように見せた。でも、2人に食ってかかるつもりはなかった。あの争いは負けると分かっていたからね。
復帰してから自分の言い分を語ったカルドナ
オーエンズの指摘には、カルドナがインディシーンでの成功を強調する一方、インタビューでWWE復帰の可能性について何度も答えていたという背景がありました。ただし、カルドナの立場では、自分から毎回復帰願望を持ち出したのではなく、質問されたから答えていただけだという認識です。両者は同じ発言を見ながら、その意味を違う角度から捉えていました。
カルドナが当時反論しなかった判断は、結果的に不満を飲み込んだだけでは終わりませんでした。インディーでの実績を維持したままWWE復帰を実現し、最終的にはコーディの番組で自分の説明をする機会も得ています。言葉で勝とうとせず、復帰という結果を出してから語ったことが、今回の発言の重みにつながっています。
(情報源: Insight with Chris Van Vliet / What Do You Wanna Talk About? / WrestlingNews.co / Wrestling Inc)
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