オリジナル・エル・グランデ・アメリカーノの正体であることを明かしたチャド・ゲイブルが、ルートヴィヒ・カイザーに似た現在のエル・グランデ・アメリカーノへの複雑な思いを明かしました。キャラクターを引き継がれたことには腹を立てながらも、自分以上の成功へ導いた手腕を高く評価しています。
ゲイブルはコーディ・ローデスのPodcast番組「What Do You Wanna Talk About?」に出演し、自身の欠場中にマスクを引き継いでAAAで大きな人気を得たカイザー風アメリカーノについて語りました。
ゲイブルにとって、エル・グランデ・アメリカーノは自ら作り上げたキャラクターです。怪我のためとはいえ、別の選手が引き継ぐことを素直には受け入れられなかったものの、カイザー風アメリカーノが与えられた機会を最大限に生かした事実は否定できないと評価しています。
正直に言えば、自分が作り、自分が築いたものを彼に持っていかれたことには腹が立った。でも、彼があのキャラクターをあそこまで引き上げたことを、俺が否定する筋合いはないよね。WWEでそんなことを成し遂げるのは、簡単じゃないからさ。
ああいうものを与えられて、露骨にふてくされた顔をして「こんなの嫌だ」と言うこともできるし、そういう選手は何度も見てきた。でも彼は正反対のことをして、見事な成功へ変えたんだ。
ゲイブルが評価したのは、カイザーが不満を表に出さず、キャラクターへ全力で取り組んだことでした。自分の希望とは異なる役割を与えられた際の姿勢が、結果を大きく左右すると考えています。
一方、ゲイブル自身もエル・グランデ・アメリカーノを演じることを楽しんでいました。キャリアを重ねた後でルチャドールという新たな表現に触れ、普段の自分ではできない振る舞いも自然にできたと振り返っています。
キャリアをあそこまで重ねた段階で、新しいことを経験できたなんてね。ルチャドールとして、まったく別の流れに飛び込むなんて考えたこともなかった。魔法みたいだったよ。
なんだか、解放されたような感覚だったんだ。普段の俺は踊ったりしないけど、入場中は踊ってた。マスクをかぶっているというだけで、自由になれたんだ。
あらゆることを「成長や成功の可能性」として見れば、そこから受け取れるものが必ずある。限界なんてないんだ。こういうものを見る時は、そういう目を持たなきゃいけない。

(情報源: What Do You Wanna Talk About? / WrestlingNews.co)
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