2021年夏にAEWで約7年半ぶりにプロレス界へ復帰したCMパンク。
彼は団体に莫大な利益をもたらすビッグスターで、トニーも彼に期待して2回もAEW世界王座を任せようとしました。しかし、1回目は負傷での長期離脱、2回目はThe Elite（ケニー・オメガ＆ヤング・バックス）との大喧嘩による出場停止処分で、パンクは役割を全うすることができませんでした。
2023年8月のイギリス大会All Inのバックステージでパンクがジャック・ペリーと喧嘩した後、AEWはブライアン・ダニエルソンを中心とした懲戒委員会を組織。委員会はパンクへの退団勧告を決議し、トニーはパンクを解雇する決断を下しました。大きな期待を寄せられた「AEW所属レスラー、CMパンク」は、わずか2年の活動期間で終了してしまったのです。
11月、パンクはWWEと複数年契約を結び、約9年ぶりに古巣へ復帰。このことは、AEWに大きな打撃を与えるだろう、と考えられています。
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トニー・カーン社長は、ニューヨーク・ポストによるインタビューで「パンクがAEWに持たたしたポジティブな貢献」について質問され、次のように答えました。
パンクがAEWへ初めてやってきたRampage”The First Dance”は、プロレスの歴史において信じられないほどの瞬間だったし、AEWにとっても非常に重要な瞬間だった。その後開催された2021年のAll Out、そして2023年のAll Inは、団体史上最大のPPVだった。
AEWは、団体として、そしてチームとして多くの偉大な成功を収めてきたけど、その最もエキサイティングな瞬間のいくつかで、CMパンクは大きく貢献してくれたよ。
(Wrestling Observer)
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