元WWE最高責任者のビンス・マクマホンが新たなプロレス団体を設立するのでは？という噂が流れています。
噂の出どころは、元WCWエリック・ビショフのPodcast番組「83 Weeks」。共同ホストを務めるコンラッド・トンプソンによれば、ビンスの関係者がプロレス撮影経験のあるカメラマンと接触しているとの情報があり、かつてSmackDownを放送していたテレビ局FOXが新団体の放送枠を確保しているという話も出ていたそうです。
しかし、スポーツメディアThe Athleticによれば、FOXは「ビンスの新団体に関与」という噂を否定。FOXの広報担当者が「ビンス・マクマホンが新団体を設立するかどうかは分からないが、FOXがパートナーであるという話は事実ではない」とコメントしたそうです。
現在、ビンスは元WWE女性従業員による性的虐待訴訟への対応にあたっており、新団体設立に動けるような余裕があるかどうかは分かりません。いくらワーカホリックかつトレーニングマニアだと言っても、79歳という年齢での新規事業立ち上げは大変です。
ビンスは、先日開催されたスーパーボウルに初めて出席。この試合がFOXで放送されていたことも憶測を呼ぶ要因になりました。
とはいえ、新団体の噂が流れるきっかけを作ったビショフとトンプソンも、この噂が事実である可能性には懐疑的。ビショフは「FOXはSmackDownの放送成績に満足していなかったのだから、新団体の放映権を確保するとは思えない。ただ、団体そのものを所有することはあり得るかもしれない」と指摘しています。
現時点で新団体設立の具体的な証拠はなく、噂のままで終わる可能性も高そうです。ただ、以前の報道では、ビンスがプロレスとは無関係のエンタメ制作会社の設立を計画している、という話もありました。
（SESCOOPS）
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