ポール・ヘイマン「WWEがセザーロ(クラウディオ・カスタニョーリ)のポテンシャルを無駄にしたのは犯罪的な失態」

WWEAEWインタビュー

ポール・ヘイマンが、WWEがセザーロ(現AEWクラウディオ・カスタニョーリ)のポテンシャルを無駄にしたと考えていることを明かしました。彼は、会社がセザーロの独自の強みを活かしきれず、正当なメインイベントのスターとして位置づけるチャンスを逃したと強調しています。

最新のインタビューでWWEやAEWなど様々な話題について語ったヘイマンは、WWEが以下にセザーロのポテンシャルを活かしきれなかったかを語りました。そもそも上手くいく運命ではなかったと本音を語りつつ、カーティス・アクセルを引き合いに出して説明しています。

セザーロは、上手くいく運命にはなかったと思うんだ。カーティス・アクセルをトップまで押し上げるような壮大な計画があったとは到底思えない。

 

当時のカーティス・アクセルは、CMパンクへの生贄として私の周りに人を置くというニーズを満たす存在だったんだ。セザーロに起こったのと同じことだね。

ヘイマンは、誰もが彼と一緒に仕事をしたがっていたと指摘した上で、上手くいかなったとはいえセザーロのWWEでのキャリアを称賛しました。また、ジョン・シナがかつて彼をレッスルマニアのメインイベントを飾る可能性のあるスターと見ていたことも振り返っています。

特にあの当時のセザーロは、トップスターになるためのすべての条件を満たしていたんだ。彼とリングに上がった者は皆、バックステージに戻ってくるなり「あいつとやらせてくれ」と言っていたよ。全員だ、全員がね。

 

ジョン・シナがテレビマッチで彼と対戦した時、戻ってきてビンスの顔を見て「彼とならレッスルマニアのメインイベントができる」と言ったのを覚えている。そして、おそらくそれは可能だったし、そうすべきだったんだ。

 

ブロック・レスナーが連勝記録を破った翌日、セザーロがあのポジションに置かれたのは、ブロックが休暇を取った際に、私がテレビに出て「私のクライアントであるブロック・レスナーがレッスルマニアでジ・アンダーテイカーの無敗記録を打ち破った」と言うための口実を作るためだったためだよ。

ヘイマンは、WWEがセザーロの多言語を操る語学力を活かしきれなかったことが大きなチャンスを逃すきっかけになった…とも指摘しています。

もしセザーロに、すべての質問に異なる言語で答える機会が与えられていたら、彼のパーソナリティの一面を見ることができたはずだ。彼は方言にアクセントを置き、彼が話す方言に合わせて身振り手振りも変わるからね。

 

もしWWEでそうするチャンスが与えられていれば、セザーロは魅力的なマイクアピールができたと思うんだ。だが、そうはならなかった。それは我々の責任だ。これは重大なミスであり、セザーロのキャリアに対する犯罪だよ。

 

そして、当時地球上の誰よりもそれを上手くこなすことができたこの才能あるパフォーマーに、その実力を発揮させなかったという点で、ファンに対する犯罪でもあるんだ。

それに、彼に何ができるかを理解すれば、彼がブロック・レスナーにとってどれほどの対戦相手になり得たかが分かるだろう。

 

もし私がセザーロを裏切り、彼をブロックへの脅威として作り上げていたら、この2人の試合はとてつもないものになっていたはずだ。

 

信じられないほど大きな機会損失であり、私を含め、我々自身を責めるしかないよ。

ヘイマンが期待したようなキャリアを築けなかったセザーロ。彼が活躍する時代が少しでも違っていたら、そのキャリアも変わっていたかもしれませんね…。

(Wrestling Observer)

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