2020年、ポール・ヘイマンはローマン・レインズとの共闘を開始し、レインズがさらに絶対的な存在へと上り詰めることを全力でサポートするようになりました。その背景には、2人が同年のSummerSlamで表舞台に同時に復帰するという計画が影響していました。
最新のインタビューでタッグ結成の裏側を明かしたヘイマンは、当時の最高責任者であるビンス・マクマホンが「レインズをトライバル・チーフにするには何かが足りない」と考え、かけたピースをヘイマンで埋めることを考えた結果、レインズとタッグを組むことになった…と明かしました。
ビンスは、後に「トライバル・チーフ」と呼ばれることになるキャラクターが座る「ソファ」に豪華さが欠けていると考えたんだ。彼に反対はできないが、我々は急いで収録を済ませる必要があった。
元のアイデアは、俺とローマンが2人ともSummerSlamで復帰し、その週の金曜日のテレビ(SmackDown)に出演して、週末のPaybackに繋げるというものだった。
そこでトライバル・チーフであるローマン・レインズにタイトルが渡る再戦に向けて構築していく予定だったのさ。
そこで、ヘイマンは知恵を絞り、アダム・ピアースを巻き込んで「曖昧な状況」を作り出すことで、レインズとの合流におけるインパクトを最大化することを考えました。
俺はこう考えたんだ。まずはローマンだけをSummerSlamで復帰させ、とんでもないインパクトのある瞬間を彼に与えよう。
そして、その後のSmackDownで、彼は アダム・ピアースに協力的ではない態度をとる。何かが起こっているとはわかるが、はっきりとは掴めない状態にするんだ。
ローマンのロッカールームへ行ったピアースが部屋を覗き込み、「一体ヘイマンはあそこで何をしてるんだ?」と思う。しかし、視聴者にはヘイマンがそこに座っていることは見えない。
そして最後の瞬間にカメラを引く。ローマンが「これは予想じゃない、ネタバレだ」と言い、長年経ってついにブロック・レスナーの代理人がローマン・レインズと一緒に座っている姿をファンは目撃するんだ。
そこで俺がローマンのキャッチフレーズである「Believe that」言い放ち、放送終了だ。
つまり、ほんの5秒間だけ我々が一緒にいるのを見せるわけだ。「今のは見間違いか?」と目をこすり、見たものが信じられない状態にさせる。
そしてその週末のPaybackでローマンにタイトルを獲らせ、次の金曜日にユニットとしてカメラの前で正式に初めての登場を果たす。そこで、なぜ我々のこの行動がゲームチェンジャーであり、WWEに歴史を作るのかをプレゼンする…。俺の計画はこうだったのさ。
ヘイマンが自身の頭脳をフル稼働させ、レインズとの合流による効果を最大限に引き出した結果、彼らBloodlineはとんでもないユニットへと成長していきました。ヘイマンのプロレス脳はとんでもないですね…。
(Fightful)
あわせて読みたい









