現在のWWEにおいて「誰が団体の顔か」というテーマについて、統一WWE王者のコーディ・ローデスが最新のインタビューで「俺こそがWWEの顔だ」と力強く宣言しました。その一方で、かつてWWEと敵対した家族の歴史や自身の退団歴を踏まえ、自分が現在のポジションに君臨していることへの「とてつもない皮肉」についても赤裸々に心境を明かしています。
2022年のWWE復帰後、彼は常に大きな注目を集めるトップスターとして活躍してきました。彼が「俺はWWEの顔だ」と宣言したことに異論を唱えるファンは少ないはずです。最新のインタビューで、彼は現在の団体の顔は誰であるかという質問を受け、「誰が団体の顔なのかはファンが決めること」とした上で次のように答えました。
君がWWEの顔だと思う人物こそがWWEの顔だし、今の素晴らしいところは、その候補者が2人どころか、5人以上いるかもしれないという点だね。この番組で思い切って言わせてもらうよ。俺こそがWWEの顔だ。
コーディ・ローデスはなぜ「自分がWWEの顔であること」を皮肉だと語るのか?
しかし、彼はローデス家の歴史や、2016年にWWEから退団し6年間他団体で過ごしていた過去を振り返り、現在のポジションにいることの皮肉についても思いを馳せました。
本当に皮肉なことだと感じる瞬間があるんだ。特に俺の家族はジム・クロケット・プロモーションズ(1980年代にWWEと覇権を争ったプロレス団体)でWWEと戦ってきた歴史があるし、俺自身も一度退団して戻ってきたという経緯があるからね。ここ2年近くの大部分でWWE王者であり続けていること自体、とてつもない皮肉だよ。
コーディが認める「自分以外のWWEの顔」候補のトップスターとは?
また、コーディは自分以外の「WWEの顔」候補として、ローマン・レインズ、リア・リプリー、CMパンク、リヴ・モーガンなどの名前を挙げています。
ロマン・レインズの名前を挙げれば間違いないだろうね。リア・リプリーだと言っても正解だ。CMパンクやリヴ・モーガンの名前を挙げても、それらはすべて妥当なラインに見える。今のWWEは本当に素晴らしい状態にあるよ。ロースターは非常に経験豊富で、観客ともしっかりと繋がっているからね。
コーディが挙げた名前からも分かる通り、現在のWWEは絶対的な一人のエースに依存せず、複数のトップスターが共存し熱狂を生み出す極めて健全な状態にあります。Wrestling-NOW編集部としては、かつて団体を離れAEW創設にも関わったコーディが、巡り巡って再びWWEの中心に君臨しこの黄金期を牽引している事実に、プロレスというビジネスが持つ数奇なドラマの面白さを改めて実感させられます。
(Wrestling Observer)
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