謎のマスクマン「エル・グランデ・アメリカーノ」(初代)として大成功を収め、先日のAAAでのマスカラ・コントラ・マスカラ・マッチに敗れてついに正体を明かしたチャド・ゲイブルが、最新のインタビューでこの熱狂的な数ヶ月間を振り返りました。ゲイブルは自身の怪我による欠場など様々な要因が絡み合った結果の「魔法」だと語り、予想を遥かに超えたファンからの大反響や、本能が切り開いたプロレスの新たな境地について赤裸々に明かしています。
チャド・ゲイブルはなぜマスクマンとしての大成功を「魔法」だと語るのか?
謎のマスクマン、エル・グランデ・アメリカーノの正体説が根強かったゲイブルは、先日AAAで開催された二代目エル・グランデ・アメリカーノとのマスカラ・コントラ・マスカラ・マッチに敗れ、その正体を明かしました。この試合は2026年のマッチ・オブ・ザ・イヤー級の名勝負として評価されているほか、プロレス関係者たちからゲイブルの仕事ぶりを絶賛する声が相次いでいます。
最新のインタビューで、ゲイブルは「エル・グランデ・アメリカーノ」というギミックの誕生について語り、ここまで成功するとは考えていなかったこと、予想以上にファンとの繋がりを得たギミックだということを実感した瞬間のことなどを語りました。
ここ一ヶ月は、俺にとって怒涛の一ヶ月だったよ。気分は最高だ。プロレス人生で一番良い精神状態にいると感じている。長い間、浮き沈みがあったからな。そして今、創造性を満たせる最高の場所にいると感じているんだ。
番組のすべてがうまくいっている。素晴らしいストーリーが進行中だし、様々な理由で本当に誇りに思えるマスク・コントラ・マスクを終えたばかりで、俺たちは良い位置にいるんだ。
本当に、まさかここまで成功するなんて……って感じだね。俺が思うに、それがプロレスの最高の部分の一つなんだ。何がウケるか、観客が何に食いつくか、そしてその本当の理由なんて誰にも分からないんだから。
この状況に到達するまでの道のりをよく考えてみると、様々な要素が絡み合っていなければ絶対に起こり得なかった。いつか、実際にどれだけの要素があったのか、みんなも知ることになると思う。みんなが知っている以上に多くのことがあったんだ。
でも、俺の怪我みたいな明らかな要素もあるよな。もし俺が怪我をして欠場していなかったら、こんなルートを辿ることは絶対に無かった。まさに魔法だよ。それがプロレスなんだ。
ゲイブルがプロレスの「全く新しい領域」を実感した本能の瞬間とは?
二代目エル・グランデ・アメリカーノとの抗争が動き出した夜のことを覚えているよ。彼と初めて大乱闘を繰り広げた、あの夜のことを。あの時、観客だけでなく俺自身の中でも何かがカチッとハマったんだよ。完全にその瞬間に没頭していて、リアルに感じられたからだ。
あれは本能的なものだった。俺のもの、俺が作り上げたものを奪ったあの男を心の底から痛めつけてやりたかった。あの4、5分間は俺にとって生きるか死ぬかという瞬間だったんだ。あの夜、そこから立ち去る時、「俺たちはすごいものを手に入れたぞ」って思ったね。これは特別だ。過去にこれほどまでに感じたことはなかったからな。
俺にとって、あの瞬間がプロレスの全く新しい領域と側面を切り開くことになったんだ。「これ、アマレスと同じように、これに本気で取り組めるぞ」ってね。本能のままだ。それを感じて、競技に挑むんだ。こいつをぶっ潰してやるってな。あの瞬間からそれが俺の考え方になった。そして、俺たち二人とも、同じことを感じていたと思うよ。
二代目エル・グランデ・アメリカーノは、ゲイブルことオリジナル・エル・グランデ・アメリカーノとの抗争を通してメキシコでカリスマの地位を確立し、AAAの観客から絶大な支持を集めています。
Wrestling-NOW編集部としては、怪我という不運を逆手に取り、アマチュアレスリングのバックボーンと本能を剥き出しにして新たな境地を切り開いたゲイブルのプロレス脳に深く感銘を受けました。マスクを脱いだ彼が、このメキシコでの熱狂と「新しい領域」の感覚をWWEのリングにどう還元していくのか、今後の活躍にさらなる期待が高まります。
(Fightful)
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