元WWEクリエイティブ・チームのロード・ドッグが、保守的な政治的信条を理由にAEWから採用を断られたと主張したことに対し、レスリング・オブザーバーのデイブ・メルツァーはこれを否定し、政治的見解を理由にAEWが採用を見送った例は聞いたことがないと反論しました。
発端となったのは、ビリー・ガンの息子でAEWのタッグ戦線で活躍するThe Gunns(オースティン&コルテン・ガン)について、ロード・ドッグが「AEW世界タッグ王座だけでなく、AEWのほかの全タッグチームよりも上のレベルにいる」との見解をSNSに投稿したこと。これに対し、メルツァーは「AEWのタッグ王座への理解が欠けている」と反論しました。
その後、ファンから「AEWで働きたいのであれば公の場で言い争うべきではない」との趣旨の返信を受けドッグは、過去に自身がAEWでの仕事から断られたことを明かし、それが政治的・思想的な信条によるものだったことを示唆しました。トニー・カーン社長の父で、AEWオーナーのシャヒド・カーンがその判断を下したこともほのめかされています。
AEWはリベラル色の強い団体で、一部の保守層からはその点が批判の対象になってきました。しかし、メルツァーは政治的見解を理由にAEWから拒まれたというドッグの説明に疑問を示しました。
Actually, I was turned away because of my political/ core beliefs
That happened IN AMERICA 🇺🇸
I didn’t donate to or vote for Trump, BUT his old man did, why was I punished ?— Brian G. James (@BrianRDJames) August 19, 2026
AEWとの間で起きたネガティブな出来事に対し、政治的・思想的な側面を取り上げて批判する例はこれまでにもありました。その代表例がジェイク・ヘイガー(ジャック・スワガー)で、彼は「トニー・カーンは共産主義者だ」などと攻撃を繰り返しています。
ドッグの場合はここまで極端な例ではないものの、過去のAEWとのやり取りにおいて不信感を抱く何かが起き、それを政治的・思想的なものと受け止めた可能性は否定できません。
SmackDownのリードライターとしてWWEで働いていたドッグは、2026年3月に退団。その後はTNAとの交渉が報じられていましたが、話し合いはその後停滞したようです。AEWとの接近は報じられていません。

(情報源: Brian G. James (X) / Wrestling Observer Radio / Wrestling Inc.)
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