ブレット・ハートを引退に追い込んだのはゴールドバーグのキックだったのか、それとも他の何かか？

名レスラーとして今も多くのレスラーからリスペクトを受けるブレット・ハート。

彼の輝かしいキャリアを終わらせたのは、1999年12月にWCWで行われたゴールドバーグ戦での頭部へのキックだとされてきました。これが原因で彼は脳震盪に倒れ、これが引退につながった、というのが定説です。ハートはゴールドバーグを憎悪するようになり、ことあるごとに彼の名を出して批判しています。

しかし、WCWを率いていたエリック・ビショフは、必ずしもこのキックが脳震盪の原因だとは限らないと考えているようです。自身のPodcast番組の中で、ビショフは次のように語りました。

ブレットは試合中にコンクリートやリングポストに頭をぶつけているんだ。

頭部へのキックと同じかそれ以上に、そうした頭部への打撃が脳震盪につながったんだよ。

いずれにせよ、頭部へのダメージの多い試合の危険性を世に伝える試合ですね…。

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