【WWE】ジョン・シナがビンス・マクマホンによる性的非行スキャンダルにコメント。「ビンスを愛していないなんて、言えるわけがない」

2022年6月、ウォール・ストリート・ジャーナルがビンス・マクマホンの性的非行＆隠蔽スキャンダルを報じました。

様々な女性と不適切な関係を持ち、その口止め料を支払った。この件は彼の「引退」につながる報道となり、団体の運命を変えることになりました。

この疑惑は、ファンやプロレス関係者たちから複雑なリアクションを引き出すことに。嫌悪感を抱いたり、納得したり、気持ちの置きどころに悩んだり。ビンスのもとでビッグスターに成長したジョン・シナは、彼のスキャンダルについてどう考えているのでしょうか？

AP通信によるインタビューの中で、「ビンスに対する好意的な感情と、彼の性的非行疑惑を調和させるのは大変なことか」と質問されたシナは、次のように答えました。

いや、そんなことはないよ。誰にだって自分の意見を持つ権利があるからね。俺にもその権利はあるわけだから。誰もが完璧な人間というわけじゃないし、そういう人を愛することもある。我々は過ちを犯し、愚かな決断をする生き物なんだ。我が主は俺の間違った選択をご存知だ。でも、だからといって、誰かを愛さないということにはならない。「ビンス・マクマホンを愛していない」なんて公言できるわけがないよ。

過ちを受け入れることも人付き合い。コミュニケーション。外部から非難するのはある意味たやすいことで、非難を受けている人を愛している立場の人たちも大変です。