2025年夏にWWEを退団したカリオン・クロス(キラー・クロス)が、最新のインタビュー現在のWWEにおけるファンへの対応について苦言を呈しました。観客の支持を集める選手をプッシュしない団体の姿勢に対し、プロレスという特異なビジネスにおけるファンの重要性を説いています。
2025年のレッスルマニア41からSummerSlamにかけて、クロスはファンから熱狂的な指示を集めるようになっていました。WWEもPLEで彼のシングルマッチを組んでいましたが、SummerSlamでのサミ・ゼイン戦を最後に彼の契約は満了し、両者が再契約に合意することはありませんでした。クロスは、この時の交渉についてWWE側の対応を批判しています。
最新のインタビューで、彼は「WWEが、観客が後押ししている選手をプッシュしないこと」を批判。現在の状況は、2025年に彼とWWEの間で起きた問題が彼自身ではなく団体側にあったことの証明になっているのではないかと尋ねられ、次のように答えました。
うん、当時俺が話をした全員がそう思っていたし、それは今でも変わらないよ。裏側には新しい連中が関わっているんだ。可能な限り丁寧に言うなら、これだけ大きな利益を生むものを手に入れると、彼らは紙の上ではどんなビジネスプランとも同じように論理的に読めるから、自動的に理解した気になってしまうんだ。
そして彼は、WWEがファンに対してどのように対応しているかに言及。WWEの意図した通りの反応が起きなかった時に、ファンの声を「編集」することへの異議を唱えました。
プロレスはこの世に山のようにある「市場」のうちの一つだけど、プロレスファンは地球上の他のどの市場とも違う存在だ。観客はこの空間の一部であるべきなんだよ。観客をエキストラのように扱うべきじゃない。
もし団体が応援してほしいと思う相手にファンが歓声を送らないからといって、歓声のボリュームを上げたり、ブーイングを足したり、スベっているのに「This is awesome」チャントを流したりしてはいけない。そんなことをしてはダメなんだ。
観客が何かを好きな時は、好きにさせておくべきだ。好きじゃない時は、好きじゃないままにさせて、彼らを遠ざけてはいけない。彼らが何か言いたいことがあって、オンラインの反応が気に入らないからといって、彼らの声は重要じゃないなんて言う必要はない。
つまり……これが君たちの消費者市場なんだ。必ずしも消費者として扱わなければならないという意味ではない。君たちは彼らのために何かを作り出しているんだからさ。もし彼らが気に入らないのなら、それは貴重な情報だ。「そんなのどうでもいい」なんて言う必要はないんだよ。
君たちが作るものを全員が気に入るわけじゃない、それは俺も理解している。有害な批判というのも存在するし、そんなものを気にする人はいない。だけど、これらすべてに対処するもっと良い方法があるはずだ。完全にシンプルだとは言わないが、まずは観客の感情を少しでも認めてあげることから始まるんだ。
以前は「退団後も、WWEは俺のホーム」など、WWEへ好意的な発言も多かった彼ですが、最近は冷静な立場でWWEについて言及することが増えている印象です。両者の関係を物語っているような気もしますね…。


(Fightful)
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