2019年5月に行われたAEWの旗揚げ興行Double or Nothing。最も反響が大きかったのは、コーディ・ローデスとダスティン・ローデスによる兄弟対決でした。
AEWの歴史を語る上で、この試合は決して欠かせないものです。AEW旗揚げの中心メンバーとなったコーディが旗揚げ興行での対戦相手に選んだのは、AEW合流のためにWWEを退団した兄ダスティン。ダスティンが頭部から大流血するほどの激戦が繰り広げられ、コーディが試合に勝利しました。試合後に「兄が必要なんだ」と涙ながらに語ったコーディの姿は、多くのファンの記憶に残っています。
現在、コーディはWWEに復帰し、ダスティンはAEWに残って活躍中。団体の壁がある以上、リマッチの実現は困難です。そして、少なくともダスティンはリマッチを望んでいません。彼は、あの名勝負とライバル関係をそのままにしておきたいと考えているようです。出演したPodcast番組で、彼は次のように語りました。
親父の言葉を借りるなら、雷に打たれたような瞬間で、その稲妻を掴み取るしかなかった。星回りが完璧に揃ったんだ。そして、これ以上ないほど完璧だと感じたよ。
プロレス界でやってきたことの中で、間違いなく歴代1位のお気に入りだ。あれを超えるものはない。彼とはもう二度と試合をしたくないね。あれを超えようとも思わないし、超えられないだろうから。
この話はもう終わりにして、歴史の中で語り継がれるものにすべきだ。10年経っても色褪せないと確信しているからね。
WWE時代、ダスティンは上層部に対して何度も弟との対戦を提案しましたが、「君たち兄弟の対決が必見のスペクタクルと見なされることは絶対にない。最大の舞台であるレッスルマニアでさえもだ」と伝えられていたそうです。そうした背景もあり、Double or Nothingでの兄弟対決への思いはとても強いのでしょう。
(Wrestling Inc)
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