新日本プロレスで多くの名シーンを生み出してきたウィル・オスプレイ。
彼の存在が一般にも知られるきっかけになったのは、2016年のBEST OF THE SUPER Jr.で行われたリコシェとのアクロバットすぎる超空中戦でしょう。
プロレスを知らない層にも届いた試合ではありましたが、彼らの異常な身体能力をフルに活かしたアクロバットさはプロレス界から批判されることにも繋がりました。
クリス・ジェリコのPodcast番組に出演したオスプレイは、レジェンドレスラーのビッグバン・ベイダーからこの試合について「ストーリーのないアクロバットだ」と批判された時のことを振り返りました。オスプレイにとって、ベイダーは初めての「自分を酷評したレジェンド」だったそうです。
素晴らしい経験だったけど、彼は俺と本気で戦いたいのかな…と思ったりして、混乱したな。
俺にとってはひどい経験だった。彼は決して親切な人とは言えなかったけど、もう亡くなっているし、誰かの父親だ。彼の家族の幸せを祈ってるけど、彼は俺にとってまったく親切な人ではなかった。
結局、2人は2016年にRevProでシングルマッチで激突。複数のレスラーたちが入り乱れる大乱闘をを制したのはベイダーでした。
オスプレイはそれまでに経験したビッグマッチに匹敵するファイトマッチを得ることができ、ベイダーは最善を望んだものの実現せず。いろいろありましたが、いい思い出になっているようです。
振り返ると本当に楽しい話だよ。坊やたちに話したくなるような出来事だね。
（Wrestling Inc）
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