【TNA】「プロレス界の派閥争いに加担するファンは、本当にプロレスを愛しているのか?」セドリック・アレクサンダーが指摘

TNAインタビュー

プロレス界は、団体同士の激しい対立、ファン同士の喧嘩など、派閥ごとの激しい戦いが繰り広げられがちです。

時には、こうした争い自体が批判の対象になることも。2019年にAEWが旗揚げしてからは、両団体の所属レスラーたちが「派閥争い、部族主義は良くない」「レスラーたちはお互いをリスペクトしている」などと声を上げることが珍しくありません。

元WWEで、現在はTNAで活動するセドリック・アレクサンダーも、派閥争いに否定的な立場をとるレスラーの1人です。最新のインタビューで、彼は「派閥争いに加担するファンたち」に苦言を呈しました。

ああいうタイプのファンが本当にプロレスを愛しているのか、疑問に思うよ。俺はあらゆる形のプロレスを愛している。すべての団体、すべてのレスラーを見ているんだ。様々な団体に友人や親しい知人がいるから、全体に目を配っているのさ。

自分の感情を理由に、ある団体が存在すべきではないなんて絶対に言わないね。誰もが働く権利を持っている。誰もが快適に感じ、自分に合った場所を見つける権利があるんだ。

 

俺にとっては、TNAがその場所だった。TNAには消滅してほしくない。WWEにも、AEW、AAA、MLWにもなくなってほしくない。だって、みんなには働く場所、羽ばたくための場所が必要だからな。そうできる場所がプロレス界にたくさんあること自体、ただただ嬉しいんだよ。

 

派閥争いを見て、あれこれ理由をつけて「あの団体はクソだ」なんて言っている連中を見ると、俺はこう思う。プロレス界全体は繁栄しているじゃないかってね。

 

15年か20年前、WWEしかない時代があった。そこへTNAが現れ、AEWが続き、AAAのような団体がさらに露出を増やしていった。すべてが上手く連動しているんだ。

プロレスが好きなら、すべてを見るはずさ。特定のものが好きじゃないならそれでいい。だけど、自分が好きじゃないものを好んでいるからといって、他人を憎悪する理由なんてないだろ。

 

WCW、ECW、WWEが同時に存在していた頃を思い出すよ。あの時、俺たちはプロレスを最高に満喫していると思っていた。今では当時の団体数よりもさらに多くの団体があるんだ。

 

今のプロレスへのアクセスのしやすさは、週に7日、毎日プロレスがあることを意味している。生放送であれ新しいコンテンツであれ、常にプロレス関連のものを見つけることができる。俺にとって、これはまさにプロレスブームなんだよ。

 

長い間、ここまで良い状況はなかったと思う。もちろんさらに良くすることはできるが、これほど恵まれた環境は長らくなかった。プロレスがブームになっているこの時代の一部になれたことを、俺は誇りに思っている。

特にアメリカのプロレス界は大きな盛り上がりを続けており、今後もプロレスファンが増えていくことを誰もが期待しています。

アレクサンダーの言うように「すべての団体を見るほどのファン」になるのは時間的にも大変でしょうが、プロレスそのものを愛する姿勢がより一層問われていく時代になるかもしれませんね。

(Fightful)

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