AEW初期メンバーの一人であるダービー・アリンが、旗揚げからしばらくの間、一部のレスラーがAEWに所属できるという環境を「当たり前」のように受け止めていたと振り返りました。現在は競争水準が大きく上がり、テレビに出るには「最高の中の最高」である必要があると語っています。
ダービーは2019年からAEWに所属する初期メンバーの一人。現在もAEWに在籍し続けている初期メンバーはわずかで、その多くは様々な理由でAEWから退団していきました。
Forbesのインタビューでは、旗揚げから7年を経た現在のAEWを当時と比較し、所属選手に求められる水準が大きく変化したとの考えを示しました。
2019年のAEWと現在の違い
ダービーは、創設当初には自身を含めテレビ経験がほとんどない選手も多かったと振り返りました。その一方で、一部の選手にはAEWで得た機会を当然視するような姿勢も感じていたといいます。
今は求められる基準がずっと高くなったと思う。忘れちゃいけないのは、最初の年はテレビ放送を始めたばかりだったってことだ。俺たちは新しい団体だったから、とにかくいろんなことを試して、何がうまくいくのかを試してた。俺みたいにテレビ経験がほとんどない選手もたくさんいたんだ。
でも今は選手のレベルがものすごく高いから、全員がさらに上を目指さないといけないんだ。本当に「最高の中の最高」じゃなければ、テレビには出られない。誰も流してやることはできないし、のんびりしていられない。それがいいところなんだと思うよ。
俺はずっと、「俺と仲間たちだけでテレビ団体をやっている」みたいな空気の団体にはいたくなかった。知り合いかどうかなんてどうでもいい。好きか嫌いかもどうでもいい。AEWを大事にしていて、最高のものを作ろうとしているなら、同じチームにいてほしい。
大勢がそうだったとは言わないけど、何人かはこの環境を当たり前だと思っていたように感じた。最初の年を春休みみたいなノリで過ごして、「うわ、めちゃくちゃ楽しい。これで一生仕事がある。仲間とつるんでいればいい」みたいな感じでさ。明確な目的を持ってAEWに来ていたわけじゃなかったんじゃないかな。
でも俺は、「AEWに何ができるのかをプロレス界に見せなきゃいけない。この団体が業界全体の構図を変えたんだから」と思っていた。
俺がプロレス界に入った頃は、こんなふうに「WWE以外の大きな選択肢」ができるなんて思ってもいなかった。それからAEWが始まって、「この団体の一員になるためなら何だってする。何だって」と思うようになったんだ。ここで最後までやらなきゃいけないって、その時に分かった。
俺は最初からAEWの重要性が分かっていた。でも、同じように見ていた人は多くなかったと思う。
初期メンバーだからこそ言える厳しい意見
ダービーは、ある時期のAEWに「負けることを嫌がる、自己中心的なレスラーたち」がおり、彼らが排除されたことでみんなが同じ方向を向けるようになった…とインタビューで語ったことがあります。彼のAEWへの献身ぶりは、時に仲間たちへの厳しい目線にもつながってきました。
テレビ経験の乏しい選手も試行錯誤できた創設期から、現在は実力がなければテレビ出演そのものを勝ち取れない段階へAEWが変化する中で、トップレスラーの一人として駆け抜けてきたダービー。在籍年数や人間関係より、AEWで何を生み出せるかを重視する姿勢は今後も変わらないでしょう。

ダービー・アリン「AEWから『ガン』は取り除かれた。自己中心的なレスラー、負けたくないレスラーが追放され、みんな同じ方向を向いている」
2019年に旗揚げしたAEWのリングには様々なレスラーが上がってきましたが、今はこれまで以上に一致団結した雰囲気があるようです。AEWのトップスターの一人であるダービー・アリンは、最新のインタビューで現在のAEWのバックステージに充満するエネルギーを称賛し、「数年前よりも遥かに良くなった」と語りました。このインタビューでは、ある発言に注目が集まっています。誰...
(情報源: Forbes / Wrestling Observer)
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