今年もいろんなことがありましたね。個人的にはCMパンクの復帰と鈴木みのるのアメリカツアーがとても思い出深い出来事でした。WWEが人件費削減に舵を切ったり、NXTの方針を変更するといった団体内の動きにより、WWEから他団体に移籍するレスラーが非常に多かったのは今年の特徴ですね。
さて、Wrestling-NOW.netでは、2021年に1,247件の記事を公開しました。マジか…。その中でも、アクセス数が多かった記事は何だったのでしょうか?トップ10をまとめました。
10. 【新日本プロレス】デイブ・メルツァーがジェイ・ホワイトを絶賛。ところで、ジェイの去就について海外ではこんな噂が(1月9日)
レッスルキングダム15で飯伏幸太に敗れた後、バックステージで新日本からの退団も示唆した虚実入り乱れた素晴らしいプロモを披露したジェイ。この記事は、WWEの内部にジェイを高く評価する人たちがいる、という内容でした。後に「彼は過去にAEWと交渉していた」という噂も出ましたが、これは本人が否定しています。
9. リオ・ラッシュが引退を発表。「怪我が治ったら新日本に出る。それが最後」(6月9日)
WWE退団後に新日本と契約し、NJPW STRONGに参戦していたラッシュ。AEWの5月のPPV「Double or Nothing」にサプライズ参戦した際に肩を負傷し、これをきっかけに家族のことを考えた彼は6月に引退を宣言しました。しかし、怪我が回復した後はSTRONGに引き続き参戦し、後にAEWと契約。現在も現役を続けています。
8. タマ・トンガが語る「ジェイ・ホワイト」「WWEとのビジネス」(1月24日)
ジェイの去就がはっきりしない中でタマちゃんがファンを安心させるようなコメントをした、という記事です。また、AEWとインパクト・レスリングの提携が話題になっていた頃、
インパクトとか誰も興味ねえよ。WWEとなら問題ないな。HHHでもビンス・マクマホンでもいいからさ。俺たちはビジネスにオープンだ。
と発言したことにも触れています。
7. 【AEW】クリス・ジェリコが考える「他団体侵攻アングル」。相手が新日本プロレスとインパクトでは、その質が異なる?(5月3日)
新日本とAEWの提携を希望していたジェリコが、「もし(新日本への)侵攻アングルを実現できれば、ビッグビジネスになると思う」理由を語っています。
まず6月のDominionでAEWが侵攻するわけ。そして東京ドームで対抗戦をやる。その後、新日本の面々がアメリカにやってきて、マディソン・スクエア・ガーデンやステイプルズ・センターで対抗戦をやるんだ。たまらないだろ?マジで実現させたいよ。
6. 【WWE】中邑真輔の入場曲が「The Rising Sun」に戻る!(1月16日)
みんな大好き「The Rising Sun」。久々にオリジナルバージョンが復活した時に公開した記事で、とにかく大興奮しながら書きました…。この頃の中邑にはいろんな話がありましたね。
5. 【WWE】フィン・ベイラー「2016年とは違い、今の俺はWWEを必要としていない。WWEも俺を必要としていない」(9月7日)
一時的にNXTへ復帰していたベイラー。WWE移籍直後と現在とでは気の持ち方が異なり、今は自分のためにパフォーマンスができる、というレスラーとしての成長を語っていました。
今はプレッシャーはないよ。いらない。自分のための活動をしたいから、理想的な状況だね。誰かに何かを見せつけるためじゃなく、ここが俺の居場所であることを自分自身に証明するためにパフォーマンスしてるんだ。
4. 【海外の反応】ドリームマッチは壮絶なしばき合いに。鈴木みのる VS ブライアン・ダニエルソンを海外ファンはどう見たか?(10月16日)
世界中のプロレスファンが大絶賛したドリームマッチの「海外の反応」記事。最高のエンターテイナー同士の戦いに酔いしれるファンたちの声をまとめました。個人的な話ですが、2021年のマッチ・オブ・ザ・イヤーはぶっちぎりでこの試合。エルボーの応酬で観客が大盛り上がりする、プロレスにおける間の取り方や表情の見せ方の大切さがよくわかる試合でした。
トニー(・カーン社長)についていろんなことを言いたい人がいるのは理解してるけど、この試合はWWEに向けられた中指の中でも最も巨大かつ美しいものだったと思うな。
3. 【AEW】コーナートップからのムーンサルトを頭部で着地してしまったランス・アーチャーがコメントを発表。「また戻ってくる」(10月24日)
タイトルの通り、非常に危険な形で着地に失敗したアーチャーがファンへ無事を伝えた、という内容です。現在に至るまで復帰はできていないものの、重症ではないとされています。
負傷の話題がトップ3入り。アーチャーが日本のファンから愛されていることがわかりますね。
2. 【新日本プロレス】「なんで泣いているんだろう…」柴田勝頼の復帰に湧くレスラーたち(10月22日)
G1 CLIMAX 31最終日、長期欠場中だった柴田勝頼がザック・セイバー・ジュニアとエキシビジョンマッチで対戦しました。驚いたのは日本のファンだけではなく、海外のプロレスラーも彼の復帰を歓迎したのです。ちなみに、「泣いてい」たのはROHのチーズバーガーです。
ブロディ・キング: 生命は生きる道を見つけるんだ。
1. 【新日本プロレス】マイケル・エルガンが退団した背景には何があったのか?タマ・トンガとの間に確執(1月20日)
2019年3月に新日本から退団したエルガン。1月は、彼が退団した背景が海外メディアで報じられ、話題になっていました。この記事では、報じられていた「退団の背景」とその検証、そして同僚だったタマちゃんによる痛烈批判を紹介しています。
契約更改のシーズン近づいてきた時、あいつには契約がまだ1年残っていた。でも、このバカは新日本にこう言ったんだ。
「いいか、俺には息子がいる。家に帰り、家族のためにもっと時間を使わないといけない。家に帰らせてくれ」
新日本はレスラーをファミリーのように扱ってくれる団体だ。契約解除を受け入れ、彼を家に帰らせた。その直後、彼はインパクト・レスリングに参戦したんだ。新日本はまあ驚いたよ。「お前何やってんだよ!」ってな。そして、あいつは日本の他の団体のリングに上がった。お前ほどのバカは見たことないよ。お前の過失のせいだ。お前、「タマが俺を新日本に近づけさせない」って周りの連中に言いふらしているらしいな?違う。原因はお前自身にあるんだよ。スケジュールが大変だからって家に帰ったのに、ライバル団体に行くだって?バカだろ。
いろんな話題があった一年ももう終わり。2022年のプロレス界はAEWのHOOKが支配します。これは予言。